クログチニザとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クログチニザの意味・解説 

クログチニザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 14:01 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
クログチニザ
クログチニザ Acanthurus pyroferus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ニザダイ亜目 Acanthuroidei
: ニザダイ科 Zanclidae
: クロハギ属 Acanthurus
: クログチニザ A. pyroferus
学名
Acanthurus pyroferus
Kittlitz, 1834
英名
Chocolate surgeonfish

クログチニザ (学名:Acanthurus pyroferus、英名:Chocolate surgeonfish)は、スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科に属する

分布

太平洋からインド洋に広く分布する。日本では和歌山県以南、小笠原諸島琉球列島などに生息する。

生態

ヘラルドコガネヤッコに擬態した幼魚

体長は25cm程度。体色は茶褐色で、鰓蓋部に暗色域がある。クロハギ属の他種は背鰭棘数は9本であるがクログチニザは8本で、他に日本産で8本なのはナメラハギのみである。幼魚は尾びれ後部が丸く、体色が全身黄色、全身黄色で鰓蓋部に青色域があるタイプ、前部が青灰色で後部が黒色のタイプの3つのタイプがある。それぞれ、コガネヤッコ、ヘラルドコガネヤッコ、ナメラヤッコに擬態しているものと考えられる。サンゴ礁礁湖に生息する。

利用

熱帯域では食用とされる他、幼魚は観賞魚として利用される[1]

脚注

  1. ^ クログチニザ WEB魚図鑑

参考文献

  • 岡村収・尼岡邦夫 編・監修 『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年8月20日 初版第1刷発行 642頁 ISBN 9784635090278



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  クログチニザのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クログチニザ」の関連用語

クログチニザのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クログチニザのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクログチニザ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS