グレーン【grain】
グレイン
表面のしぼ。凹しぼはインデント(indent)グレイン、凸しぼはレイズド(raized)グレイン。表面のギラツキやしわが寄ることを防ぐために、樹脂材の表面をパターン加工すること。
参照 しぼグレーン
(グレイン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/10 15:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動グレーン 英 grain | |
---|---|
大麦の粒 | |
記号 | gr |
度量衡 | ヤード・ポンド法 |
量 | 質量 |
SI | 0.064 798 91 g (正確に) |
定義 | (1/7000)常用ポンド(正確に) |
由来 | 大麦の種1粒の重さ |
語源 | 古フランス語 grein(穀物) |
グレーン(grain)は、ヤード・ポンド法における質量の単位であり、正確に 0.064 798 91グラムである。グレイン、ゲレインとも書かれる。ヤード・ポンド法の質量の単位には3種類の系統(常衡、トロイ衡、薬衡)があるが、現在では、グレーンはどの系統でも共通して同じ質量であり、常用(または常衡)ポンドの正確に7000分の1、トロイポンドの正確に5760分の1である。
日本の計量法体系では、グレーンは限られた用途にのみ使用することができる[1]。
概要
グレーンは、もともとメソポタミア地方において大麦の穂の中央からとれた種1粒の重さとして定義された。今日でも"grain"には穀物という意味がある。かつては、ポンドとグレーンとは別々の単位であり、その換算値は様々であったが、1574年に商人と金細工職人からなる委員会が調査して、1常用ポンドがほぼ7000グレーンに等しいことが確認された[2]。その後、1758年の法令によって1常用ポンド = 正確に7000グレーンと定められた[3]。
1959年7月1日以降、1グレーンは正確に 0.064 798 91グラム(64.798 91ミリグラム)である。これは、英米などの6カ国による1958年の国際協定で、常用(常衡)ポンドが7で割り切れるように、0.453 592 37 kgと定義されたからである[4]。この、国際協定で定義されたポンドは「国際ポンド」と呼ばれている。
今日ではグレーンは、弾丸や火薬の質量を量るのに用いられている。以前は錠剤の質量の計量にも用いられていた。近代の硬貨の量目の単位としても用いられた。例えば1871年に制定された新貨条例では硬貨の量目をグラムとグレーンで併記しており、中でも貿易銀はグレーンを基準に量目を定めた。真珠やダイヤモンドの質量の計量には「メートル法グレーン(metric grain)」または「真珠グレーン(pearl grain)」という単位が用いられる。これは50ミリグラム(1/4カラット)に等しい。
記号
グレーンの単位記号は、gr である。日本の計量法体系でも同じである[5]。
出典
- ^ “計量単位令(平成四年政令第三百五十七号) 別表第七 項番2:「質量」”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2020年1月10日閲覧。
- ^ Watson, p.68,84
- ^ Watson, p.85
- ^ Weights and Measures Standards of the United States A brief history Louis E. Barbrow and Lewis V. Judson, 1976 , p.20 , 8. Refinement of values for the yard and pound
- ^ “計量単位規則(平成四年通商産業省令第八十号)別表第6(第2条関係):質量-グレーンの項”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2020年1月10日閲覧。
参考文献
- Watson, C.M. (1910), British Weights & Measures, London: John Murray.[1]
- [2] Weights and Measures Standards of the United States A brief history, Louis E. Barbrow and Lewis V. Judson, 1976
- 日本での使用が認められているヤード・ポンド法の単位(限定列挙)計量単位令(平成四年政令第三百五十七号)別表第七(第八条関係)Gov法令検索.総務省行政管理局
関連項目
キログラム (SI単位) | グレーン | 常用オンス | 常用ポンド | 匁 | 斤 | 貫 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 kg | = 1 | ≈ 15432 | ≈ 35.274 | ≈ 2.2046 | ≈ 266.67 | ≈ 1.6667 | ≈ 0.26667 |
1 gr | = 0.00006479891 | = 1 | ≈ 0.0022857 | ≈ 0.00014285 | ≈ 0.0172797 | ≈ 0.000107998 | ≈ 0.0000172797 |
1 oz | = 0.028349523125 | = 437.5 | = 1 | = 0.0625 | ≈ 7.5599 | ≈ 0.047249 | ≈ 0.0075599 |
1 lb | = 0.45359237 | = 7000 | = 16 | = 1 | ≈ 120.96 | ≈ 0.75599 | ≈ 0.12096 |
1 匁 | = 0.00375 | ≈ 57.871 | ≈ 0.13228 | ≈ 0.082673 | = 1 | = 0.00625 | = 0.001 |
1 斤 | = 0.6 | ≈ 9259.4 | ≈ 21.164 | ≈ 1.3228 | = 160 | = 1 | = 0.16 |
1 貫 | = 3.75 | ≈ 57871 | ≈ 132.28 | ≈ 8.2673 | = 1000 | = 6.25 | = 1 |
グレイン
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「メダロット (ゲーム イッキ編)」の記事における「グレイン」の解説
史上最凶の大悪魔メダロット。このメダロットを倒すには、パーティクルのパーツで対抗するしかいない。
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「メダロット (アニメ)」の記事における「グレイン」の解説
大悪魔をモチーフとした最強のデスメダロットで本編では試験段階で登場した。頭部が突出して大きい異様な外観を持つ。破壊に特化したデストロイ攻撃を主軸とし、最大出力で放つとティンペットごと木っ端みじんにする威力となる。その強さはデスメダルで強化されたエクサイズ・ユニトリスが集団でかかっても敵わないほどであり、本機が登場するまでは最強クラスの性能を誇るブロッソメイルですら全く歯が立たないほどの破壊力を持つ。最終回で完成された物には、それまでの戦いで使われたメダフォースに対する無力化するシステムを搭載している。ほか、被弾時の威力は低いが時間経過で勝手にダメージを受けていく凶悪な技「タイムアタック」も使用する。
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「ボンバーマンクエスト」の記事における「グレイン」の解説
炎の塊のような敵。燃えているため「アイスボム」が有効。なお、体が燃えているからといって気絶させても持ち上げられない訳ではない。
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「ボンバーマンジェッターズ〜伝説のボンバーマン〜」の記事における「グレイン」の解説
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