サーモスタット
エンジンの冷却系では、冷却水の循環経路に設けられる温度調整器のこと。エンジンが冷えているときは、ラジエーターへの水路を閉じてエンジンのウオータージャケット内で冷却水を循環させ早く適温にし、適温になったあとはラジエーターへ流す冷却水の流量を制御して水温を調節する。一般にケース内にワックスを封入したワックスペレット型が用いられている。ワックスが溶けるとき膨張することを利用してニードルを押し出し、バルブを開く。サーモスタットによる水温制御は、その取付け位置によりエンジン冷却水の出口側に配置した出口制御式と、エンジン冷却水の入口側に配置した入口制御式とがあり、サーモスタットの開弁温度は、出口制御式が82~88℃、入口制御式が76~82℃のものが多く用いられている。このほかに、ラジエーターシャッターにも用いられる。
参照 液冷エンジンサーモスタット
【関連用語】ラジエター オイルクーラー
サーモスタット thermostat
サーモスタット
サーモスタット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/25 01:56 UTC 版)
温度によってスイッチのオン・オフを自動的に切り換える装置。温度を一定に保つためのこたつ、アイロンなどの電化製品に用いられている。炊飯器などは、最近ではサーミスタ等で電気的に温度を測定する方式に切り換えられつつある。
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