シアル酸とは? わかりやすく解説

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シアル‐さん【シアル酸】


シアル酸


シアル酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 07:23 UTC 版)

シアル酸(シアルさん、: sialic acid)とは、ノイラミン酸: neuraminic acid)のアミノ基ヒドロキシ基が置換された物質を総称するファミリー名である。通常糖鎖の非還元末端に存在し、細胞の認識など重要な機能を担っている。ノイラミン酸は分子内にカルボキシル基とアミノ基を持つ特殊な9炭糖でガングリオシドなどの糖鎖の一部として存在していることが多い。カルボキシル基の炭素を1位として骨格に番号をつけている。天然には5位がアセチル化されたN-アセチルノイラミン酸 (Neu5Ac) が多く存在し、グリコール酸で修飾されたN-グリコリルノイラミン酸(Neu5Gc)が次に多く存在する。




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