ジーダス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/29 03:41 UTC 版)
ジーダス
- 日本のビデオソフト会社(英語表記:JSDSS)。Softgarageのグループ企業。
- 映画『小さき勇者たち〜ガメラ〜』に登場する怪獣。
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ジーダス
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「小さき勇者たち〜ガメラ〜」の記事における「ジーダス」の解説
トカゲを元にした凶悪怪獣。1973年のガメラとギャオスの戦い以来怪獣の現れなかった日本に突如出現した。外見上の特徴としてはエリマキトカゲに似ており、全身は腐肉のような、グロテスクな姿をしており、剛毛心臓と呼ばれる心臓を持ち、体表の耐ショックイボは衝撃を吸収し、ゴムのような質感を持ち戦艦のミサイルも弾く。ジーダスフィンと呼ばれる背びれにエラのような器官を持ち、水中での呼吸が可能。肉食の凶暴な性格で、特に人間の肉を好んでおり、海に遭難した人間を襲って食い荒らしていた。 ハープーン舌とよばれる舌が最大の武器であり、血液を流入させ硬化させて50cmの鉄板やガメラの甲羅さえも貫通する。槍のように鋭利になっている舌の先端や手足の爪先からは溶解液を発し、かすり傷でも敵の肉体を腐食させる。沖縄近海に出現して船舶を襲撃し、その後志摩市波切に上陸し大暴れを始めるが、怪獣並みに成長したトト=ガメラに足止めを食らい、橋の上で最初の戦いを繰り広げる。 そして、ガメラの火炎攻撃を受けて海に転落し、一時退却。その後、名古屋に再び現れて街を襲撃し、人間の手でさらに急成長させられたガメラを圧倒していくが、最後は赤い石を食べてパワーアップしたガメラの火球攻撃を浴び、体を爆破されて遂に倒される。 出自について劇中では一切語られていないが、『Yahoo!ムービー -「小さき勇者たち〜ガメラ〜」特集』によるとギャオスの肉を喰らい、DNAを取り込んだトカゲの突然変異種という設定。ノベライズ本ではギャオスの死骸を食べた爬虫類が変異したものとされ、ギャオスのガメラへの怨念に憑りつかれた様な描写がされている。映画パンフレット紹介では、ガメラに比べてあまり知能は高くはないが、暴力的に弱者をいたぶる事では悪知恵が働くとなっている。 スーツアクター:吉田瑞穂 製作 脚本の龍居由佳里によると敵怪獣を決めるにあたり、初めはイカ型の怪獣を考えていたが「イカ型ではバイラスと被る」と思いトカゲ型の怪獣となった。トカゲ型と伸びる舌がバルゴンと被るが二足歩行で差別化を図っている。ガメラの怪獣としては珍しく尾が長く、同時にガメラシリーズとしては尾を武器にする数少ない怪獣である。 背中のトゲはバランを意識したものであり、バラン同様透明なゴムホースで作られている。 造形物はギニョールや尾だけのモデルなど複数造られたが着ぐるみは1体だけで、ラストの爆破シーンで実際に燃やしたので現存しない。演じた吉田は『ガメラ2』で、レギオン役も演じている。
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