スポーツニュース分離(1994年4月 - 2002年3月)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:06 UTC 版)
「NNNきょうの出来事」の記事における「スポーツニュース分離(1994年4月 - 2002年3月)」の解説
1994年4月、番組を大幅にリニューアル。22:55(同年10月から22:54)からのフライングスタートとし、スポーツコーナーを切り離して平日は『11PM』『EXテレビ』と続いたワイドショー枠と統合させた『どんまい!!スポーツ&ワイド』、週末は『スポーツうるぐす』とそれぞれ独立番組とし、本番組は23:25までニュースのみ伝える30分枠の『NNNきょうの出来事』として再スタート。メインキャスターは引き続き櫻井が務め、パートナー役の保坂・藪本が、天気予報担当も藪本が就任し、キャスター3人体制となった。なお、放送時間が短くなったため、重大ニュースや大災害が発生した際は時間拡大での特別編を随時編成した。 1996年3月、長年にわたりこの番組の顔だった櫻井が勇退し、同年4月より、土曜から日曜のメインを担当していた井田由美(当時アナウンサー)が月-金曜キャスターへ昇格。藪本が1998年6月に報道局へ異動したことにより一時空席となっていたが、10月に豊田順子が後任に就任した。 特に1995年には、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件をはじめとするオウム真理教関連のニュースなどで放映時間を拡大することが多く、オウム事件に関してはかなり重点的に特集を組むなどし、また1996年には薬害エイズ事件関連の報道については同年3月に勇退した櫻井が時折コメンテーターとして出演し、特集を組むことも多かった。この時期が最大の絶頂期だったといえる。 当初は冒頭部分からストレートニュース方式だったが、フライングスタートを活かし、1995年からは冒頭はテーマ音楽にあわせてその日のニュースを短く伝える「フラッシュニュース」方式にした。その上で改めてニュースを幾つか詳報し、特集、フラッシュニュースを伝えてローカルニュースへ繋いだ。この時代のオープニングとテーマ音楽「file」及びBGMは、2002年4月の番組リニューアルまで一貫して使われた。ネットCMに関しては月曜 - 木曜分は3分に縮小された。この時期からは天気予報は月曜から木曜は各局差し替えで30秒、金曜のみ一部地域は1分間全国の天気を伝えた後、後半30秒は各局差し替えとなっていた。 天気予報については、1994年以前は全国の天気のみで差し替え枠も無かったが、1994年以降からは全国の天気とローカル天気に変更されている。また、関東ローカルの天気予報では、一時期、関東一円の立体画像(東は茨城から西は静岡まで、富士山や稜線などもリアルに描かれた予報画面)が使用されていた事があった(ただし、静岡の予報は表示されていない)。 この番組のリニューアルと共に櫻井が櫻井良子から櫻井よしこに改名(後述)。これに伴い、新聞ラ・テ欄の表記は櫻井が勇退するまで『桜井よしこの[N]出来事』となった。また、井田が月-金曜キャスターとなってからは『井田由美の[N]出来事』と表記されるようになったが、番組表にGコードが記載されるようになり、文字のスペースが限られてからは、新聞ラ・テ欄の表記はキャスター名を冠さない『[N]出来事』となった。
※この「スポーツニュース分離(1994年4月 - 2002年3月)」の解説は、「NNNきょうの出来事」の解説の一部です。
「スポーツニュース分離(1994年4月 - 2002年3月)」を含む「NNNきょうの出来事」の記事については、「NNNきょうの出来事」の概要を参照ください。
- スポーツニュース分離のページへのリンク