セメンタイトとは? わかりやすく解説

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セメンタイト【cementite】

読み方:せめんたいと

炭化鉄Fe3Cの金属組織学上の呼び名白色のもろい結晶強磁性を示す。鉄鋼中の重要な成分で、その含有量形態が鋼や鋳鉄機械的な性質影響与える。


セメンタイト

cementite
Fe3Cの化学式示される炭化物

炭化鉄

分子式CFe3
その他の名称Triiron monocarbide、炭化三鉄、Triiron carbide、炭化鉄、一炭化三鉄CementiteIron carbide(Fe3C)、Fe3C、セメンタイト


セメンタイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/22 02:52 UTC 版)

セメンタイト(cementite)とは、カーバイドFe3C 鉄炭化物)の組織である。アメリカの冶金学者ヘンリー・マリオン・ハウ(Henry Marion Howe)により命名された[1]。現在ではあまり使用されないが、日本の冶金学者本多光太郎による脆面体という漢字当て字がある[1]


  1. ^ a b 大和久重雄 『熱処理のおはなし』(訂正版)日本規格協会、2006年、58頁。ISBN 4-542-90108-4 


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