テレビアニメ版第1期
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「黒執事の登場人物」の記事における「テレビアニメ版第1期」の解説
ダミアーノ 声 - 銀河万丈 第1期第1話に登場。インドにあるファントム社のぬいぐるみ縫製工場を任されていたイタリア人の男性。原作第1話でのクラウスに相当するが、こちらは彼と違って完全なる悪人である。 訪れたファントムハイヴ家でセバスチャンにもてなされる一方、従業員を確保するという名目でシエルに巨額の支援金を要求するが、実は従業員を全員クビにしており、工場もすでに売り払っていた。電話先の共謀者と共に同家からの支援金で私腹を肥やそうという目論みはシエルに見破られており、セバスチャンに恐怖体験をさせられた末、満身創痍で逃げ出した。 ヘンリー・バリモア 声 - 仲野裕 第1期第7話、第8話に登場。通称「ヘンリー卿」。ハウンズワース村の支配者。当初、シエルをチワワ呼ばわりしていた。村の買収に「祟りがあるから」と断るが、シエルとセバスチャンにトリックを暴かれ、村人に追及されて投獄された後、プルートゥに噛み殺された。 ジェームズ 声 - 川上貴史 第1期第7話に登場。犬を飼育している、心優しい青年。「1人で飼って良いのは5匹まで」という村の掟を破り、6頭目をこっそり飼っていたため、殺されてしまった。 アンジェラ・ブラン 声 - 矢島晶子 第1期第7話から登場。バリモア家に仕えるメイド。昼はヘンリー卿に虐げられているが、夜は逆に彼を傅かせている。ヘンリー卿に内緒でプルートゥを餌付けし、飼っていた。 正体は不浄を嫌う天使で、多くの事件に関与している。後述のアッシュと同一人物であり、状況や気分に応じて肉体を変化できる(顔や身体を違う性別に変えることすら可能)。シエルのシネマティックレコードを書き換えて浄化しようとするも彼がそれを拒んだため、失敗に終わる。 プルートゥ 声 - 山口孝史 第1期第7話から登場。アンジェラに飼われていた巨大な魔犬。興奮すると、銀髪に小さな八重歯を持つ人間の青年の姿に変身する。炎を噴けるが、人間の姿でも言葉は話せず、習性や行動も犬と同じ。フィニからは「プルプル」と呼ばれている。 ヘンリー卿を噛み殺して彼の片腕を小丘に突き立てるが、セバスチャンに調教された後、アンジェラの頼みでファントムハイヴ家に引き取られ、セバスチャンだけでなくアンジェラやアッシュにもよく懐いている。 最終局面でアッシュに操られて暴走し、シエルの屋敷やロンドンの町を燃やしてしまう。もう以前のプルートゥには戻れないと判断したシエルの命令により、涙ながらにバルド、フィニ、メイリンに倒される。 ポール・ジョーンズ 声 - 川野剛稔 第1期第9話に登場。ブリット・ビジネスの記者。ファントム社を取材しようと、ファントムハイヴ家を訪問する。 ドロセル・カインズ 声 - 勝杏里 第1期第10話 - 第12話に登場。マンダレー邸の執事兼人形師。手回しのオルガンを持っている。『ロンドン橋落ちた』の替え歌や操り糸で、人形たちを操る。「ボクは考えました」が口癖。 実はドロセル本人はすでに5年前に他界しており、何者かに人形として偽りの生命を与えられていた。セバスチャンにコルセスカで頭を割られ、機能を停止する。 アッシュ・ランダース 声 - 日野聡 第1期第15話から登場。テレビアニメ版でのヴィクトリア女王の執事。靡くような銀髪を持つ長身の男性で、原作のジョンとは、容姿がまったく異なる。女王の代弁役兼護衛であり、腰には細剣を差している。女王から、ファントムハイヴ家宛ての命令を記した手紙を届ける役目を担っている。緑茶が好み。 正体は天使であり、アンジェラと同一人物。また、女王の身体と故アルバート公の身体を接いだ張本人でもある。天使であることも前提に、女王に深く信頼されている。人間を滅ぼして穢れの無い世界を創ろうと目論むが、最終話で真の姿を現したセバスチャンに惨殺され、死体はタワーブリッジの天辺に磔にされた。 エドワード 声 - 斎賀みつき 第1期第16話に登場。約400年前のイングランド国王エドワード5世の幽霊。父王の死に伴って王位を継承した少年だが、王位簒奪を企てる親族によって弟リチャードともどもロンドン塔に幽閉され、そのまま消息不明となった。(作中では)その場で暗殺された兄弟だが、魂だけは幼い頃から即位前まで暮らしていたラドロー城へ舞い戻り、400年間も留まり続けている。殺害された当時、門番の裏切りによって命を落としたため、嘘を何よりも嫌う。 この古城の新たな所有権者になったシエルはホテルに改装しようと計画したが、現場は霊が現れたことで作業が進まない。怖れて身を引いた施工業者に替わってシエルたちが城へ赴くと、エドワードたちの霊が現れる。400年来城主は自分だと言って譲らない“国王”エドワードは、臣下の伯爵・客人としてシエルを遇する。2人はチェスに興じるが、万物の形状を自在に操るエドワードは、負かしたシエルからセバスチャンを奪って我が物とし、彼もイングランド王室の執事として兄弟に仕え始める。 リチャード 声 - 笹本優子 エドワードの弟。兄と同じく、死後、霊魂がラドロー城に留まり続けている。抱え持っている子供の頭蓋骨を片時も放そうとしないが、それには兄に明かせない悲しい理由があった。セバスチャンを気に入り、自分たちの執事として迎え入れる。 マチルダ・シモンズ 声 - 高梁碧 第1期第17話、第18話に登場。ブレストンの外れにある、使われていない古い修道院へ集った異端の教団で働いている、若く美しい修道女の1人。 潜入したセバスチャンに一目惚れしてしまい、離れの小屋でセバスチャン曰く「マーキング」を施された後、惚けながら教団の情報を提供してしまう。グレルは「マーキング」を施されたマチルダのことを死亡者リストに書いてしまうほど気に食わなかった模様だが、彼女の身体のマーキングは後にセバスチャンが危機から脱する際に役立つこととなる。 コラーロ 声 - 坂口侯一 イタリアン・マフィア、フェッロファミリーのボス。第1期第20話で劉が英国を去る際に彼の縄張りを引き継いだ後、共闘してシエルを闇の世界から追い落とそうと目論むが、第21話でファントムハイブ家の襲撃に失敗した後は登場していない。 女王陛下 声 - 定岡小百合 第1期第24話に登場。肉体が腐り果てたヴィクトリア女王の代行者として、大衆の前に姿を見せた。
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