デジタル信号
デジタル信号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/11 13:38 UTC 版)
デジタル信号では、基準クロックや信号データの波形の位相の揺らぎによって起き、最悪の場合には受信側でのデータエラーなどの原因となる。デジタル信号でのジッタは、ランダムジッタとデターミニスティックジッタに分類できる。 ランダムジッタ ランダムジッタ (Random jitter、RJ) は正規分布に従う時間軸方向での信号波形の揺らぎであり、データ信号やクロック信号の波形にランダムな時間的揺らぎが含まれることで生じる。高速化したデジタル信号の伝送では、信号波の立ち上がりと立ち下がりの傾きの変化も位相揺らぎの要素となるために、電源電圧やグランド電圧の乱れもランダムジッタの原因となる。 デターミニスティックジッタ デターミニスティックジッタ(Deterministic jitter、DJ、ディタミニスティクジッタ、確定的ジッタ、決定論的ジッタ、限定ジッタ、Bounded Jitter)はデータやクロックに依存して受信信号の波形タイミングが変化するジッタであり、同一のデータ/クロックでは常の一定のジッタが生じる性質のものである。シンボル間干渉 (Inter-symbol interference, ISI) とも関連する。RJとDJを合わせてトータルジッタと呼ばれる。ジッタは高速デジタル伝送におけるシグナルインテグリティ (Signal integrity, SI) に関わる要素である。
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デジタル信号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/23 09:56 UTC 版)
デジタル信号は、離散的な振幅のみを有する離散時間信号、すなわち、離散時間離散振幅信号。それは量子化された離散信号から得る。
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「デジタル信号」の例文・使い方・用例・文例
- デジタル信号処理の技術において,多値の信号処理を行う素子
- アナログ信号をすべてデジタル信号に変換して行う処理方式
- デジタル信号を用いる電気通信
- 音をデジタル信号に置き換えて録音や再生をすること
- 音をデジタル信号に置き換えて録音や再生をする音響機器
- PCM方式という,アナログ信号をデジタル信号へ変換する方式
- コンピューターと端末機を接続する場合,デジタル信号を交流信号に,交流信号をアナログ信号に変換する装置
- アナログ信号という連続変化量の信号を受け,デジタル信号という離散的な符号に変えて発生させること
デジタル信号と同じ種類の言葉
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