ドラゴンクエスト
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『ドラゴンクエスト』(DRAGON QUEST)は、1986年(昭和61年)5月27日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ(ファミコン、FC)用ロールプレイングゲーム。通称は『ドラゴンクエストI』(ドラゴンクエストワン)[注 1]。キャッチコピーは「今、新しい伝説が生まれようとしている」。
注釈
- ^ 本作の正式タイトルは『ドラゴンクエスト』であるが、続編が発売されて以降、本作はシリーズ第1作であることから便宜上『ドラゴンクエストI』(ドラゴンクエストワン)、『初代ドラゴンクエスト』[3][4]と呼ばれることもある。リメイク版では正式に『ドラゴンクエストI』の呼称が使用されている。ドラゴンクエストI・IIを参照。
- ^ 移植作やアクションRPGを加えると『ハイドライドスペシャル』や『ドルアーガの塔』が先に発売されている。
- ^ a b c d e f リメイク版では一部異なる、もしくは追加された仕様があるが、本稿では割愛する。そちらについての詳細はドラゴンクエストI・IIを参照。
- ^ 「とびら」は次作では「どうぐ」コマンドで鍵を使うことにより廃止された。しかし、コマンド入力が面倒なのと、鍵なしで開く扉を導入するため、FC版『IV』とSFC版『V』では復活した。SFC版『VI』以降は扉を押すだけで自動的に開けるように操作が簡略化され、再び廃止された。
- ^ 本作では経験値は同じ種類のモンスターであれば常に一定であるが、ゴールドは同じ種類のモンスターであっても一定の範囲で変動する。
- ^ ムツヘタはFC版の説明書のストーリー説明に記載されているが、実際のゲーム中には登場せず言及されることもない。その後、「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」でようやく日の目を見ることとなった。
- ^ 誘いに乗った場合はバッドエンドとなる。
- ^ ローラ姫を助け出していなければローラ姫のセリフが出ず、一人で旅立つことになる。
- ^ 週刊少年ジャンプ1986年11号にも同様に「アレフランド」と紹介されていた。
- ^ 名前は自由に付けられる。小説版およびCDシアター版では「アレフ」、リメイク版でのスクリーンショットでは「ソロ」や「アルス」となっている。
- ^ Wii版の設定資料にある企画書での名前は「サウト16世」となっている。
- ^ 『I』から『V』まで。『VI』からはエニックスにデザイン部が出来たため、バナナグローブスタジオの手を離れた(2023年6月27日、J-WAVE「J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN」鳥嶋和彦・堀井雄二・榎本一夫・土居孝幸ゲスト回にて発言)。
- ^ 通常の濁点付きの文字は行間のスペースを利用して濁点を追加しているが、ウィンドウのタイトル部分にある「コマンド」と表示されている部分には、そのためのスペースが無い。
- ^ ローマ字表記で本作のエンディングクレジットに表示されており、当時リバーヒルソフトのゲームシナリオライターであった鈴木理香と同じ発音だが鈴木のプロフィールとしてドラゴンクエストに関する情報源は明らかでなく、別人の可能性がある
- ^ 当初、先着100万人までの無料配信だったが、無料期間は2013年12月10日まで延長された。
- ^ 『ウルティマ』型マップと『ウィザードリィ』型戦闘の組み合わせは、1985年に発売のパソコンゲーム『夢幻の心臓II』(クリスタルソフト)で既に確立されており、『ドラゴンクエスト』のオリジナルではない。
- ^ a b ドラゴンクエストI、II、IIIの3作品を取り扱っている。奥付にも、その3作品の表記がある。
- ^ 全9話の短編集。奥付にはドラゴンクエストI、ドラゴンクエストIIの2作品の表記があるが、全9話の内8話がドラゴンクエストIIの話で、ドラゴンクエストIの話は1話のみである。
出典
- ^ a b c “社長が訊く 『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』”. 任天堂. 2009年7月3日閲覧。
- ^ “国内で『ドラクエ』にダブルスコアの差を付けられてきた『FF』。それがなぜ海外ではまったくかけ離れた存在感を示せたのか”. 婦人公論 (2023年8月1日). 2023年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月13日閲覧。
- ^ “初代『ドラゴンクエスト』が発売された日。いまなお続く日本のRPGブームを生み出した大人気シリーズの原点【今日は何の日?】”. ファミ通.com. 2022年10月19日閲覧。
- ^ “「ドラゴンクエスト」34周年を記念し「ドラクエ」の生みの親である堀井雄二氏が感謝のコメントを投稿”. GAME Watch. インプレス (2020年5月27日). 2022年10月19日閲覧。
- ^ SFC版『ドラゴンクエストI・II』公式ガイドブック p.77
- ^ 『ドラゴンクエスト 公式ガイドブック』エニックス、1988年、41頁
- ^ SFC版『ドラゴンクエストI・II』公式ガイドブック p.78
- ^ 『ファミコン神拳奥義大全書ドラゴンクエスト』(集英社)
- ^ ドラゴンクエスト 知られざる伝説 ロト2 エニックス、1992年3月、125、126頁 ISBN 978-4900527829
- ^ J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPIN Twitter 2023年6月27日付
- ^ a b c d “Entertainment Meister - Vol.2 堀井 雄二 インタビュー”. 文化庁メディア芸術プラザ. 2010年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月6日閲覧。
- ^ a b エニックス出版局 企画制作 『ドラゴンクエストへの道』 石ノ森章太郎監修、滝沢ひろゆき作画、エニックス〈ガンガンコミックス〉、1991年、ISBN 9784870250031。
- ^ 岡部麒仙『二大RPGの分岐点』 講談社出版サービスセンター、p.123
- ^ HIPPON SUPER編集部・編『ドラゴンクエストIV MASTER'S CLUB』(JICC、1990年)pp.4-9 堀井雄二インタビュー
- ^ “2004年3月25日(木) 発売の“PlayStation2専用ソフト「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」出荷本数150万本突破” (PDF). スクウェア・エニックス (2004年4月8日). 2023年11月14日閲覧。
- ^ “2000年テレビゲームソフト売り上げTOP300 ファミ通調べ”. GEIMIN.NET (2000年12月31日). 2016年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
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- ^ 臥待弦 (2017年8月6日). “『ドラゴンクエスト』初代から『III』までPS4/3DSで配信決定!”. iNSIDE. イード. 2019年9月1日閲覧。
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- ^ “『ドラゴンクエスト』や『ファミコンジャンプ』などを収録したミニファミコン発売決定! 『週刊少年ジャンプ』関連作品20タイトル入りで7月7日に発売”. ファミ通.com. KADOKAWA (2018年5月14日). 2022年12月10日閲覧。
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- ^ “スマートフォン版『ドラゴンクエストI』バージョンアップを実施”. ドラクエ・パラダイス. スクウェア・エニックス (2014年2月15日). 2014年2月15日閲覧。
- ^ “ドラゴンクエスト“ロト伝説”シリーズ 公式プロモーションサイト”. スクウェア・エニックス (2017年8月10日). 2017年8月10日閲覧。
- ^ “Dragon Warrior for NES (1989)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年3月20日閲覧。
- ^ a b ファミリーコンピュータMagazine 1991, p. 113.
- ^ a b c d ファミリーコンピュータMagazine 1991, p. 379.
- ^ ファミリーコンピュータMagazine 1991, p. 112.
- ^ NTT出版 『ファミコンとその時代』上村雅之・細井浩一・中村彰憲著、148頁
- ^ “ファミリーコンピュータ版『ドラゴンクエスト』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “スマートフォン版 『ドラゴンクエスト』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “スーパーファミコン版 『ドラゴンクエストI・II』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “ゲームボーイ版 『ドラゴンクエストI・II』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
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