ナラム・シン伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/17 19:03 UTC 版)
祖父サルゴンと並んで彼に関する伝説がオリエントに長く残された。アガデ(アッカド)の王ナラム・シンがニップルのエンリル神殿を破壊したために、神々は怒り神罰として山の大蛇グティ人をアガデの地に送り込んだ。このためにアッカド王国は滅亡することになった、という説話が残される。他に、神託を無視したためにグティ人が送り込まれて兵士36万人が殺されたという説話もある。 総じてグティ人の侵入によるアッカド朝末期の混乱をナラム・シンと関連づけて、彼を王朝の破壊者として記述するものが多い。
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