ニギスとは? わかりやすく解説

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に‐ぎす【似×鱚/似義須】

読み方:にぎす

サケ目ニギス科海水魚全長20センチ。体は細長い筒形で、目が大きく、吻(ふん)がとがり、脂びれをもつ。背側淡青色腹側銀白色干物練り製品として利用


似義須

読み方:ニギス(nigisu)

サケ目海魚


ニギス

学名Glossanodon semifasciatus 英名:Deep sea smelt
地方名オキイワシスルメ 
脊椎動物門硬骨魚綱サケ目ニギス科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
ほとんどが水深80500m砂泥域に生息しており、幼魚水深100m前後大陸棚の縁にいることもある。うろこは大きくてはがれやすい。小さな甲殻類魚類イカ類などを食べる。9〜10月と3〜4月産卵盛期がある。(1度20008000程度)。漁獲量東海では少ないが日本海西域では2〜5月水深70〜240mで底曳網によって多獲される。塩焼き干物にするとおいしい。

分布:日本海沿岸南日本東シナ海 大きさ:25cm
漁法:底曳網 食べ方:塩焼きかまぼこ干物

似鱚

読み方:ニギス(nigisu)

ニギス科海水魚

学名 Glossanodon semifasciata


ニギス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 16:05 UTC 版)

ニギス
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
上目 : 棘鰭上目 Actihopterygii
: ニギス目
Argentiniformes
: ニギス科 Argentinidae
: ニギス属 Glossanodon
: ニギス G. semifasciatus
学名
Glossanodon semifasciatus
(Kishinouye, 1904)
和名
ニギス
英名
Deep-sea smelt

ニギス(似鱚、似義須、学名Glossanodon semifasciatus)は、ニギス目ニギス科に属する海水魚。 日本海及び福島県以南の太平洋沿岸に分布する。

形態

全長20cm。大きな目に突き出した下あごが特徴である。キス(鱚)に似た形状をしていることから、この和名が付けられている。

生態

水深100-400mほどの砂泥底に住む。

利用

食用とされ、料理法は塩焼き天ぷらフライ刺身日干しなどがある。「白身魚」の一つ。傷みが早く[1]、刺身や塩焼きは新鮮な物でないと旨くないとされ、首都圏では水揚げ地で既に日干しにした物が良く出回る。太平洋側では三重県尾鷲愛知県三河地方、静岡県では沼津焼津で新鮮な物が手に入る。

日干ししたものや素焼きしたものを販売する際「キス丸干し」「焼きギス」と表示されていることがあるが、キス(鱚)ともギス(義須)とも別種の魚であるので注意が必要である。

地方名

脚注・出典

  1. ^ a b 【ご当地 食の旅】メギス(新潟県糸魚川市)天ぷらでふっくら白身/すぐ沖の新鮮さ 各店競う『日本経済新聞』朝刊2021年2月13日別刷りNIKKEIプラス1(9面)

「ニギス」の例文・使い方・用例・文例

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