ハッブル分類の段階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 03:03 UTC 版)
「銀河の形態分類」の記事における「ハッブル分類の段階」の解説
ド・ボークルールはまた、このスキームにおいて銀河の分類に数字を割り当てた。ハッブルの分類の段階Tの値は-6から+10で、負の数字は早期型の銀河(楕円銀河及びレンズ状銀河)、正の数字は晩期型の銀河(渦巻銀河及び不規則銀河)に対応する。楕円銀河は、コンパクト型(cE)、通常型(E)、晩期型(E+)の3つの「段階」に分けられる。同様にレンズ状銀河は、早期型(S-)、中間型(S0)、晩期型(S+)の3つに分けられる。不規則銀河は、マゼラン不規則銀河(T=10)か「コンパクト」(T=11)に分けられる。 ハッブル分類の段階の値ハッブル分類の段階 T {\displaystyle T} -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ド・ボークルールの分類cE E E+ S0- S00 S0+ S0/a Sa Sab Sb Sbc Sc Scd Sd Sdm Sm Im おおよそ相当するハッブル分類E S0 S0/a Sa Sa-b Sb Sb-c Sc Sc-Irr Irr I これらの数値化は、銀河の形態の定量的研究に用いられている。
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