ヒトの水晶体とは? わかりやすく解説

ヒトの水晶体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 04:42 UTC 版)

水晶体」の記事における「ヒトの水晶体」の解説

厚さは約4mm前後で、直径は約9mm。無色透明で、凸レンズ形状眼球における屈折力の1/4から1/3を担っている毛様体呼ばれる筋肉つながりチン小帯支えられる近くを見るときは毛様筋収縮しチン小帯弛緩することで厚くなる遠くを見るときは逆に毛様筋弛緩しチン小帯引っ張られることで薄くなるこのようにして遠近ピント合わせる長時間近くを見続けるなどすると緊張により一時的に元に戻らなくなることがある。(「遠く見ようとするとかすむ」感覚。)この状態を「仮性近視」と呼び常態化すると近視となると言われているが俗説である。 水晶体加齢とともに硬くなるため、焦点調整することが困難となる。

※この「ヒトの水晶体」の解説は、「水晶体」の解説の一部です。
「ヒトの水晶体」を含む「水晶体」の記事については、「水晶体」の概要を参照ください。

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