ヒドロキシアパタイト【hydroxyapatite】
読み方:ひどろきしあぱたいと
水酸燐灰石
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年8月) |
水酸燐灰石 | |
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シュツルンツ分類 | 8.BN.05 |
化学式 | Ca5(PO4)3(OH)(水酸化リン酸カルシウム) |
結晶系 | 六方晶系 |
モル質量 | 502.306g/mol |
モース硬度 | 5 |
色 | 無色、白色、灰色、黄色、黄緑色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 3.14-3.21 |
屈折率 | nω = 1.651 nε = 1.644 |
複屈折 | δ = 0.007 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
水酸燐灰石(すいさんりんかいせき、hydroxyapatite, HAP、水酸アパタイト、ヒドロキシアパタイト、ハイドロキシアパタイト[1])は、燐灰石のうち、1価の陰イオンとして水酸基を主に含むものの総称。人間をはじめとする脊椎動物の歯や骨といった硬組織の主要構成成分である。
幾つかの前駆体の存在が知られており、アモルファス相リン酸カルシウム(ACP)、リン酸第8カルシウム(OCP)、リン酸第3カルシウムβ相(β-TCP)、リン酸一水素カルシウム二水和物(DCPD、ブルッシャイト)などがあげられる。
また、バイオマテリアルの重要な原材料である。
鉱物としては、グアノの分解生成物や、フッ素燐灰石の仮晶として産出することが多く、端成分としての結晶は希少である。
脚注
- ^ “ハイドロキシアパタイト”. 薬学用語解説. 公益社団法人日本薬学会. 2018年10月26日閲覧。
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