プラサット・クラヴァンとは? わかりやすく解説

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プラサット‐クラバン【Prasat Kravan】

読み方:ぷらさっとくらばん

カンボジア北部アンコールにあるヒンズー教寺院遺跡スラスランという人工ため池の南に位置する10世紀前半クメール王朝のハルシャバルマン1世により建立基壇の上五つの塔が左右対称に並ぶ。すべて煉瓦(れんが)造りで、ガルーダ乗ったビシュヌ神浮き彫りや妻ラクシュミー立像などがある。1992年アンコールの他の遺跡とともに世界遺産文化遺産)に登録された。


プラサット・クラヴァン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 14:16 UTC 版)

プラサット・クラヴァン(Prasat Kravan、クメール語: ប្រាសាទក្រវាន់)は、カンボジアアンコール遺跡にある、共通する基壇上の5基の赤みがかった煉瓦の塔より構成される10世紀の小寺院であり、スラ・スランと呼ばれる人工の池すなわちバライの南に位置する。その元来のサンスクリット名は不明だが、クメール語による現在の名称である「プラサット・クラヴァン」は、「Artabotrys odoratissimusモクレン目バンレイシ科に属する花)の寺院」を意味する。寺院は、扉口の枠にある碑文によると、西暦921年にヴィシュヌ神に捧げられたものである[1]




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