プラサット‐クラバン【Prasat Kravan】
プラサット・クラヴァン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 14:16 UTC 版)
プラサット・クラヴァン(Prasat Kravan、クメール語: ប្រាសាទក្រវាន់)は、カンボジアのアンコール遺跡にある、共通する基壇上の5基の赤みがかった煉瓦の塔より構成される10世紀の小寺院であり、スラ・スランと呼ばれる人工の池すなわちバライの南に位置する。その元来のサンスクリット名は不明だが、クメール語による現在の名称である「プラサット・クラヴァン」は、「Artabotrys odoratissimus(モクレン目バンレイシ科に属する花)の寺院」を意味する。寺院は、扉口の枠にある碑文によると、西暦921年にヴィシュヌ神に捧げられたものである[1]。
- 1 プラサット・クラヴァンとは
- 2 プラサット・クラヴァンの概要
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