プログレス-M
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プログレス-M (ロシア語: Прогресс-М, GRAU indices 11F615A55 and 11F615A60)はソビエト連邦およびロシア連邦の宇宙ステーション補給用の宇宙機。プログレス7K-TGMとも称される。 プログレス補給船の派生型であり、もともとは1980年代後半にソユーズ-T、ソユーズ-TM用に開発された新システムを利用したプログレス 7K-TGの近代化版として作られた。
- ^ “Unmanned Russian spacecraft 'plunging to Earth'”. Yahoo News (2015年4月29日). 2015年4月29日閲覧。
- ^ http://sputniknews.com/russia/20151114/1030108241/roscosmos-progress-spacecraft.html
- ^ “Upgraded Progress Transport Cargo Spacecraft Getting Ready for Launch”. Yuzhny Space Center (2015年8月10日). 2015年8月13日閲覧。
- ^ 鳥嶋, 真也 (2015年8月16日). “ロシアの新型補給船「プログレスMS」、11月の打ち上げに向け準備開始”. 2016年3月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年2月13日閲覧。
- 1 プログレス-Mとは
- 2 プログレス-Mの概要
- 3 関連項目
プログレスM (11F615A55)
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「プログレス補給船」の記事における「プログレスM (11F615A55)」の解説
改良版プログレスMは、1989年8月に初めて打ち上げられた。最初の43回はすべてミールへ飛行、ミール運用終了後は国際宇宙ステーションへの飛行した。2009年7月のプログレスM-67が最後の飛行となった。 プログレスMは、基本的にプログレスと同じ宇宙船だが、ソユーズTとTMから導入された改良が特徴である。太陽電池パネルを装備するようになり、最高30日まで自律飛行ができ、ミールへ運搬できる貨物は100kg増えている。また、古いプログレスとは違って、VBKラドゥガ (Raduga) カプセルで150kgまでの貨物を地球に持ち帰ることができる。このカプセルは長さが1.5m、直径60cmで、乾燥重量は350kg、与圧モジュールのハッチに挿入し、再突入時に分離・回収される。プログレスMは、ソユーズTMと同じ新しいクルスランデブーシステムを装備。軌道上寿命は180日間。 打上重量 7,130 kg 貨物重量 2,600 kg 乾貨物重量 1,500 kg 液体貨物重量 1,540 kg 全長 7.23 m 太陽電池板の長さ 10.6 m 乾貨物区画の容積 7.6 m³ 貨物モジュールの直径 2.2 m 最大径 2.72 m
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