プロリン【proline】
プロリン
分子式: | C5H9NO2 |
その他の名称: | L-Proline、(-)-L-Proline、(-)-Proline、(S)-2α-Pyrrolidinecarboxylic acid、(2S)-2-Pyrrolidinecarboxylic acid、Pyrrolidine-2α-carboxylic acid、(S)-Proline、(2S)-Pyrrolidine-2α-carboxylic acid、Proline、(S)-2-Pyrrolidinecarboxylic acid、(S)-Pyrrolidine-2α-carboxylic acid、(2S)-Pyrrolidine-2-carboxylic acid、[S,(-)]-Proline |
体系名: | (2S)-ピロリジン-2-カルボン酸、(S)-ピロリジン-2α-カルボン酸、[S,(-)]-プロリン、L-Pro-OH、(S)-2-ピロリジンカルボン酸、プロリン、(S)-2α-ピロリジンカルボン酸、(-)-L-プロリン、(-)-プロリン、L-プロリン、(2S)-2-ピロリジンカルボン酸、ピロリジン-2α-カルボン酸、(S)-プロリン、(2S)-ピロリジン-2α-カルボン酸 |
D‐プロリン
プロリン
Pro, P
遺伝子にコードされるアミノ酸の中で、唯一のイミノ酸。側鎖によって主鎖の構造が最も制限されるアミノ酸。二次構造の間にターンを形成させたり、特殊な二次構造(ex. コラーゲン)を形成させる。
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プロリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 23:16 UTC 版)
プロリン(英: proline)はα-アミノ酸の一つ、ピロリジン-2-カルボン酸のこと。略号はProまたはP。タンパク質を構成するアミノ酸は一級アミンであるが、プロリンは唯一例外で二級アミノ酸(かつてはイミノ酸とも呼ばれた)である。この化学的な特性から、ペプチド鎖の二次構造に重要な意義を有する。糖原性を持ち、表皮細胞増殖促進活性、コラーゲン合成促進活性、角質層保湿作用などの生理活性を示す。コラーゲン中にヒドロキシプロリンとして豊富に含まれる。一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸。体の結合組織、心筋の合成時の主な材料でもある。最近では、アルドール反応の安全かつ効果的な触媒として注目されつつある。コドンはCCU,CCC,CCA及びCCG。
- ^ https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/614
- ^ List, Benjamin, Richard A. Lerner, and Carlos F. Barbas. (2000). “Proline-catalyzed direct asymmetric aldol reactions”. Journal of the American Chemical Society 122 (10): 2395-2396. doi:10.1021/ja994280y.
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