ベーシスト
ベーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/13 08:59 UTC 版)
ベーシスト(Bassist)またはベースプレイヤー(Bass player)は、ベースを演奏するミュージシャンである。ベースにはダブルベース(コントラバス)やエレクトリックベースなど様々な種類があるが、奏者は一様にベーシストと呼ばれる。ベーシストはロック、ファンク、R&B、レゲエ、ジャズなど、多くの音楽ジャンルで演奏を行う。またベーシストは、ドラマーとともにリズム隊としてビートを支える役割を担っている。
概要
エレクトリックベースは1940年代後半に開発され、その後ファンク、R&B、ソウルミュージック、ロック、レゲエ、ジャズ/クロスオーバー、フュージョン、ハードロック/ヘヴィメタル、ポップ・ミュージックのリズム楽器として使用されるようになった。またアコースティック楽器であるダブルベース(ウッドベース)は、ジャズ、クラシック音楽、フォーク、ブルーグラス、ロカビリー、ネオロカビリー、カントリーのリズム楽器だった。チューバやスーザフォンなどの低音金管楽器は、ディキシーランド・ジャズやニューオーリンズ・ジャズのバンドのベースとして機能した。
ブーツィー・コリンズ[注釈 1]、ラリー・グラハム[注釈 2]、フレッド・トーマス[注釈 3]、ロバート・クール・ベル[注釈 4]、マーシャル”ロック”ジョーンズ[注釈 5]、バーナード・エドワーズ[注釈 6]、アンディ・フレイザー[注釈 7]、メル・サッチャー[2][注釈 8]、ビル・ワイマン、ポール・マッカートニーらはエレクトリックベース・ギターを使用した。ストレイ・キャッツのリー・ロッカーら、ネオロカビリー・バンドのベーシストは、ダブルベース(コントラバス)を使用した。
著名なベーシスト
- 沢田泰司
- クリス・スクワイア
- クリスチャン・マクブライド
- グレッグ・レイク
- ゲディー・リー
- ジャコ・パストリアス
- ジェームス・ジェマーソン
- ジョー・オズボーン
- ジョン・ウェットン
- ジョン・パティトゥッチ
- ジョン・エントウィッスル
- スタンリー・クラーク
- スティング
- トニー・レヴィン
- ビリー・シーン(ミスター・ビッグ)
- ビル・ワイマン
- ブーツィー・コリンズ
- フリー
- ポール・マッカートニー
- ボブ・ボーグル - ザ・ベンチャーズ
- マーカス・ミラー
- ラリー・グラハム
- ロン・カーター
- いかりや長介
- ISAKICK
- 犬塚弘
- 恩田快人
- 亀田誠治
- 北山修
- 休日課長
- KenKen
- 中村正人
- ハマ・オカモト
- 細野晴臣
- 松井常松
- ルイズルイス加部
- 重廣誠
- キタニタツヤ
- 堀江晶太
- 新井和輝
関連項目
脚注
注釈
- ^ ジェームス・ブラウン、パーラメント、ファンカデリックなどのベースを担当した
- ^ スライ&ザ・ファミリー・ストーン、グラハム・セントラル・ステーションのベーシスト
- ^ liner-notes by Alan Leeds, Thomas performed on: "Doing It to Death", "Hot Pants (James Brown song)、Hot Pants Road", "Pass the Peas", "Gimme Some More (The J.B.'s song)", "Givin' Up Food for Funk", "Same Beat", "Damn Right I Am Somebody", "Breakin' Bread", "(It's Not the Express) It's the J.B.'s Monaurail", "If You Don't Get It the First Time...
- ^ クール&ギャングのベース奏者
- ^ オハイオ・プレイヤーズのベーシスト
- ^ シックのベースを担当
- ^ フリーの初代ベーシスト
- ^ グランド・ファンク・レイルロードのベーシスト
出典
ベーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:24 UTC 版)
ベーシストとしては、日本におけるチョッパー奏法の元祖と語られることがあり(実際はいかりやの特徴的な奏法を見て近田春夫が面白半分に広めたデマである)、2001年の自著『だめだこりゃ』でも「いかりや奏法」「いかりや弾き」「長介弾き」という呼称には躊躇いつつも、感謝を書き留めている。いかりやは戦後日本のカントリーミュージックの代表格だった「ジミー時田とマウンテン・プレイボーイズ」に在籍していたが、その頃、ウッドベースからエレキベースギターに転向、または兼任していたジャズ、ロカビリーの古参ベーシストたちが米軍基地でアメリカ人の演奏を見て始めたのが、この「親指弾き」だった。しかし、マウンテン・プレイボーイズ、ドリフターズ両方の元メンバーで旧知だったジャイアント吉田は「(当時のステージレパートリーで主流のカントリー&ウエスタンや、ロックンロールに)このチョッパー奏法と呼ぶものは(エレキ・ベース・ギターでは)不要でやったことはない」と語っている。 この奇妙な再認識は、いかりやのミュージシャンとしての活動最盛期がビートルズ以前の時代で、現代では古典的な奏法になっていたことに起因している。いかりやのバンドマン時代を知らない若年層にとって、いかりやが演奏する姿が新鮮だったことから、前述の「いかりや奏法」「いかりや弾き」「長介弾き」という俗語が生まれたのだが、実際にはファンク系のベーシストが現在も多用しており、特に際立った奏法ではない。ただし、日本においてフェンダー製エレキベースを使用し、表舞台に立ったベースプレーヤーとしては先駆け的存在である。なお、事務所の後輩でグループ・サウンズブームを牽引したザ・ワイルドワンズのベーシスト島英二によると、いかりやは当初は島の勧めでピック奏法を試みたが、ピックが邪魔でコントに支障をきたすため親指奏法に切り替えたという。
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ベーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:08 UTC 版)
「中村梅雀 (2代目)」の記事における「ベーシスト」の解説
ピアニストだった母の影響で幼い頃ジャズに傾倒し、12歳でベースを始め、中学生時代にバンド活動を開始する。松原正樹、安田裕美らと結成したジャズ・フュージョンバンドで自らエレクトリックベースを弾き、作曲も手がける。また、ベースを中心としたギターコレクターとしても知られている。特にジャコ・パストリアスの熱狂的なファンとしても知られており、2009年1月にはパストリアスが使用していたブラックのフェンダー・ジャズベース(シリアルナンバー #028100)を入手している。
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ベーシスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 18:14 UTC 版)
チョッパリキラーズでベースを担当する中年男性。「NO PASARAN(奴らを通すな)」と叫びながら日本人暴徒にアッパーカットを打ち込むが、特に戦果を挙げずにやられてしまうことが多い。
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