ホルン【(ドイツ)Horn】
ホルン
狩猟用ラッパのうち、肩にかけられるように大きく円環状に巻かれたものが今日のホルンの原型である。ベルは手がすっぽり入るほど大きいのに対して、管は非常に細く長い。自然倍音しか出せない無弁の時代からオーケストラに組み入れられ、しばしば管長の異なる楽器を組み合わせることでこの欠点を補った。バルブがつけられるようになってからはF管が一般的となり、今日では高音が奏出しやすいように改良されたF/Bb管のダブル・ホルンも用いられる。ホルンは金管楽器であるにもかかわらず弦の音色とよく溶け合い、木管五重奏を含めてあらゆる種類のアンサンブルに重用される。オーケストラにおいては、和音の充実や音力の強調に有用であり、柔和な音色と適度な輝きは合奏の色彩感を豊かにする。後期ロマン派に至っては、幽玄な弱奏からブラッシーな強奏に至るまでの幅広い表現が駆使される。ソロ楽器としての表現にもすぐれ、ラベルの「亡き王女のためのパバーヌ」では美しいソロを聴かせる。
ホルン
ホルン
ホルン
「ホルン」の例文・使い方・用例・文例
- フレンチホルン
- ホルンを吹く;警笛を鳴らす
- マッターホルンの頂上から見る日の出はまさに壮観だった
- 彼女はそのオーケストラの首席ホルン奏者だ。
- カーボン・ファイバーで出来ているので、我が社のアルペンホルンはとても軽いのです。
- 私はマッターホルンを見にスイスに行きました。
- 私はホルンを吹きます。
- ホルンを吹くことが好きだ。
- マッターホルンに登るのは難しい。
- 第一のホルンを演奏した
- 彼女はホルンを吹いた
- ルネッサンス期のダブルリードの木管楽器で曲がった管がついている(曲がったホルン)
- ホルンを演奏する音楽家(特にフレンチホルン)
- ホルンという楽器
- フレンチホルンという楽器
- ホルンフェルスという変成岩
- イングリッシュホルンという木管楽器
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