ミッドフォード家とは? わかりやすく解説

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ミッドフォード家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 18:06 UTC 版)

黒執事の登場人物」の記事における「ミッドフォード家」の解説

エリザベス・ミッドフォード / リジー 声 - 斎藤千和 / 田村ゆかり ミッドフォード侯爵家令嬢。通称リジーシエル許婚1つ年上身長154cm。フルネームは「エリザベス・エセル・コーディリア・ミッドフォード」(テレビアニメ版第1期第3話)。 シエル許婚であり、彼にとって従姉弟父方の叔母の娘)にあたる。家に決められ婚約ではあるが本人シエル心の底から想っており、いつも彼のためを考えて行動している。とても天真爛漫かつ無邪気な性格で、幼さゆえに時には身勝手なわがままで周り困らせることもあるが、それも含めてシエルにとってはその明るくまっすぐな愛情救いとなっている。ロリータ系などのかわいいものに目がなく、かわいさ固執するあまりにかわいくないと思ったものに対しては強い拒否反応を示すこともある。 実は見た目とは裏腹に天才的な剣の技術持っており、その才覚は母のフランシス以上と称される。かつてシエルに「(フランシスのような)強いお嫁さんは怖い」と言われたのをきっかけシエル守られるか弱く可愛らしい女性でいることを決意し彼の前で剣術を使うことを極度に恐れるようになる。しかし、ファントムハイヴ家襲撃事件および彼の帰還受けて、「シエル守られるではなくシエル守れるようになりたい」と願い女王番犬の妻となるべく再び剣の道勤しむうになる。 「豪華客船編」において偶然にカンパニア号に同船する。同編で起こった歪んだ人形」の襲撃事件において当初上記理由からシエル守られる存在であろうとしたが、最終的には自ら剣を取り、肉人形大群斬り伏せる。 「青の教団編」では、兄に従ってスフィア・ミュージックホールを訪れたことでシエル真相知ってしまう。自分本当シエルに気づかなかったことや、逆に偽者だと知っていれば同様に愛せたかという事実に恐怖して自己嫌悪陥るそのうえで本物シエルに従うことを決意する。 エドワード・ミッドフォード 声 - 山下誠一郎 ミッドフォード侯爵家嫡男。リジーの兄。ウェストン校の翡翠獅子寮の生徒年相応精悍溌剌とした青年。ミッドフォード侯爵家の嫡男として身体能力優れ剣術腕前は高い。典型的なシスコンで、妹であるリジー平然と天使」と称するほど大切に思っており、公然と妹の許嫁であるシエル敵意見せる。しかしながら、彼がいないところでは彼を認め発言もしており、特に幼くしてファントムハイヴ家の当主としての役割務めていることを尊敬していると率直に話す。剣術天才である妹をはじめとして周り天才たちと自分比べ、自らを「凡人」と称する。しかし、周囲才能嫉妬することなく、むしろそれを率直に評価して尊敬し、自らに取り入れようとしており、作中では自らを天才へと近づける才能一直線尊敬(フルリスペクト)」と評される一方で単純な一面描写されており、「寄宿学校編」では、シエル人となり知りながらモーリスの策にたやすく騙されたり、ミカエリス先生セバスチャンだとわからなかったりした。 基本的に端役として作中登場する。「寄宿学校編」では監督生グリーンヒルの寮弟として登場頻度増え、同編では自分だけ女王番犬知っているシエル接する。同編の最後に放校処分受けたグリーンヒル後任として新たなP4に任命されたうえで、伝統固執して殺人正当化した先代たちを見て自分同じよう伝統盲目的になってしまうのではないか率直に恐れる。 フランシス・ミッドフォード 声 - 田中敦子 ミッドフォード家侯爵夫人リジーエドワード母親。ヴィンセント・ファントムハイヴの実妹。 非常に厳格規律厳しく惰性と欲を何より嫌う苛烈女性女だてら剣術の腕は非常に高いことでも知られる。噂では女王陛下主催フェンシング大会において、騎士団長のミッドフォード侯爵圧倒的な強さ勝利したことがきっかけで、彼に見初められて嫁いだと言われる結婚後も日々の鍛錬怠らず若き日強さ美貌を保つ。男が前髪伸ばすことを快く思っておらず、セバスチャン公然と嫌う数少ない存在。ただし、セバスチャン能力高く認めている。 アレクシス・レオン・ミッドフォード 声 - 中田譲治 ミッドフォード侯爵当主英国騎士団団長。ファントムハイヴ家の後見人。リジーエドワードの父。 その役職地位似つかわしい厳格な風貌の髭の中年男性。しかし、本来の性格そこまで固くなく、妻フランシスと娘エリザベスに弱い。甥にあたるシエル将来息子として気に入っている。 ウェストン校の出身者で実はヴィンセント1つ年下翡翠獅子寮に所属しヴィンセントとディーデリヒが監督生であった時分に、ディーデリヒの寮弟を務めていた。 ポーラ 声 - 伊月ゆい リジー侍女にこやか可愛らしい女性リジー付き人だが、古い付き合いであり彼女の友人のようにも接する。リジー性格熟知しており、彼女が背丈を気にしていることなども知っている登場アニメの方が先であり、リジー初登場した原作第2話相当するエピソードにも登場するなど、登場頻度が多い。

※この「ミッドフォード家」の解説は、「黒執事の登場人物」の解説の一部です。
「ミッドフォード家」を含む「黒執事の登場人物」の記事については、「黒執事の登場人物」の概要を参照ください。

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