ミレニアム
「ミレニアム」の意味・「ミレニアム」とは
「ミレニアム」とは、1000年間の期間を指す言葉である。特に、西暦1000年ごとの節目の年を指すことが多い。また、2000年から始まる1000年間を指す場合もある。この言葉は、歴史的な出来事や文化的な変化を区切る目安として用いられることが一般的である。「ミレニアム」の語源
「ミレニアム」の語源は、ラテン語の「mille」(千)と「annus」(年)が組み合わさった言葉である。これらの言葉が組み合わさり、「千年」という意味を持つようになった。「ミレニアム」に関連する用語・知識
「ミレニアム生まれ」とは
「ミレニアム生まれ」とは、2000年以降に生まれた世代のことを指す。この世代は、インターネットやスマートフォンが普及し始めた時期に生まれたため、デジタル技術に精通していることが特徴である。「ミレニアムベイビー」とは
「ミレニアムベイビー」とは、2000年に生まれた赤ちゃんのことを指す。この言葉は、2000年がミレニアムの始まりであることから、その年に生まれた赤ちゃんに対して特別な意味を持たせて用いられる。「ミレニアムシリーズ」とは
「ミレニアムシリーズ」とは、一連の作品やイベントの総称である。例えば、映画や小説のシリーズ作品が「ミレニアムシリーズ」と呼ばれることがある。また、スポーツや音楽イベントなど、特定の期間に開催される一連のイベントも「ミレニアムシリーズ」と呼ばれることがある。「ミレニアム」の英語表記
「ミレニアム」の英語表記は「millennium」である。英語では、千年間の期間を指す言葉として用いられることが一般的である。2000年生まれの呼び名
2000年生まれの人々は、「ミレニアム生まれ」と呼ばれることが多い。この世代は、デジタル技術の発展に伴い、インターネットやスマートフォンが普及し始めた時期に生まれたため、その特徴が強調されることがある。「ミレニアム」を用いた例文
1. 2000年は、ミレニアムの始まりである。 2. 彼女はミレニアム生まれで、デジタル技術に非常に詳しい。 3. その映画は、ミレニアムシリーズの第一作目である。ミレニアム【millennium】
ミレニアム(みれにあむ)
西暦2000年は、20世紀最後の年としてだけでなく、1000年に一度の切りのいい年としても意味をもっている。本来、ミレニアムとは「千年紀」を指す言葉であるが、最近になってこの用法が広く普及した。
ミレニアムは、もともとキリスト教で使われていた言葉であり、キリストが地上に再臨してメシア(救世主)王国を建設して統治するという「至福千年」のことを指している。現在でも、キリスト教文化圏では、1000年を一区切りとする習慣が残っている。
日本国内でも、政府が進めているミレニアム・プロジェクトなど2000年を記念する事業や行事が企画された。ただし、これらの大部分は、その宗教的意味合いが失われている。
価格を2000円に設定したミレニアムグッズを販売したり、2000年に生まれた赤ちゃんをミレニアムベビーと呼んだり、その他2000という数字にちなむさまざまな現象が流行した。
(2000.01.01更新)
ミレニアム 【millennium】
ミレニアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 18:29 UTC 版)
ミレニアム(英語: millennium [注 1])、千年紀(せんねんき)とは、西暦を1000年単位で区切ったもの。
注釈
- ^ 複数形はmillennia、またはmillenniums。
- ^ 文献初出が1001年(長保3年)であるため、その頃にはすでに相当な部分まで成立していたとの見方もある。
- ^ milleはラテン語で、元々「たくさん」を意味していたが、転じて「千」を意味するようになった。milleを語源とする英語として他にもミリオン (million) などがある。
- ^ 「annum」は対格であり、主格では「annus」となる。
- ^ この千年王国と関連してセヴンスデー・アドヴェンチストやエホバの証人らが、千年期の到来、神のみ国、王国の実質年期と信仰している。
- ^ ただし、西暦の区切りとは関係なく1000年間の意味で千年紀が使用される場合もある。
出典
- ^ 新・地球世紀へのキーワード[共に生きる] (PDF) (調査季報144:新鮮力 角田定孝/横浜市企画局政策部調査課 2000年12月27日発行, ISSN 0387-8899)
- ^ ミレニアム(千年紀)って何?(長岡シティアンサンブル NONCE号外/だから何やねん)
- ^ a b c d 新たなミレニアム(千年紀)を考える(21世紀の歩き方大研究)
- ^ a b なぜ2001年が始まりなのか(21世紀の歩き方大研究)
- 1 ミレニアムとは
- 2 ミレニアムの概要
- 3 脚注
ミレニアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:36 UTC 版)
南米に逃れたナチス残党によって結成された組織および軍団。「ミレニアム」とは千年王国の意。「最後の大隊(ラスト・バタリオン)」と名乗ることもある。指揮官である「少佐」を除く1,000名の構成員全てが吸血鬼化した戦闘団(カンプグルッペ)であり、士官の中には「人狼(ヴェアヴォルフ)」と呼ばれる特殊能力を持った幹部もいる。規模は大尉1名、中尉3名。また、SS大隊であるが、空軍、海軍の士官やSS降下猟兵の姿も見受けられる。さらに、各所にスパイやシンパもおり、単なる捨て駒から重要拠点の制圧などの作戦行動を担う者まで様々である。 その前身は、第二次世界大戦中よりヒトラーが下した命令「総統特秘666号」を遂行すべく結成され、「少佐」を筆頭に人為的な吸血鬼作成の研究を行っていた独立部隊。永遠の命を餌に一部のヴァチカン関係者との協力関係の構築も行っていた。戦時中は出来損ないのグールしか作れず、それもヘルシング機関によって潰されるが、戦後に逃れた南米で研究を完成させる。 物語初期は、南米ジャブローの本拠地、豹の巣(パンテルシャンツェ)を拠点に、使い捨ての吸血鬼たちを操り散発的に英国を襲わせてデータを集め、中盤より第二次ゼーレヴェ作戦を発動してロンドンに侵攻する。ヒトラー亡き今は正規軍と呼べるものではないが、宣戦布告をするなど、あくまで英国と対等関係での戦争行為を自負している。 少佐の意のままに動く軍隊であるが、その最終目的は判然としない(目的などの詳細は「少佐」の説明を参考)。 少佐 声 - 飛田展男(OVA版) ミレニアムのリーダー。眼鏡をかけた肥満体の男。作中では「少佐」「総統代行」「大隊指揮官」などの階級や役職名でしか呼ばれず本名は不明。かつて第二次世界大戦において、ヒトラーより人工吸血鬼製造の研究を命じられた武装親衛隊(SS)所属の責任者であり、その計画を当時のアーカードとウォルターに潰された過去を持つ。「目的のためには手段を選ばない」という『君主論』を引き合いに出した上で、「手段のために目的は選ばない」と謳うほどの戦争狂であり、実際にその目的は判然とせず、本来は手段である戦争行為自体を楽しむような言動が多い。作中では人工吸血鬼製造や、それに伴う英国襲撃などの事件を引き起こし、物語後半では英国に宣戦布告を行っての対等な戦争行為を自負したロンドン侵攻を行う。相当な策略家だが、個人の戦闘能力は無きに等しく、射撃はとてつもなく下手。また、半世紀前と外見に差異がなく、部下達と同じ人工吸血鬼であるかのように描写されるが、実際には後述の思想により、サイボーグの身体であった。 人間を「意思の生き物」だと定義し、血液を介して他者と融合する吸血鬼の本質を憎み、これを否定する。たとえサイボーグの身体で見た目が「化物」のようであっても確固たる意思を持つ自分は「人間」だとし、逆に吸血鬼(アーカード)を「人間」に見える「化物」と呼ぶ。かつてのワルシャワでの邂逅以来、人としてアーカードを倒すことを人生の目的とし、一連の事件を引き起こす。実は大戦末期にはソ連兵に捕まってリンチされ、アーカードと同じく生身の人間から吸血鬼になれる可能性があったがこれを拒絶している。 元は上記の通り、ナチスドイツ時代の親衛隊少佐で、第二次大戦中にヒトラーより「総統特秘666号」の密命を受け人工吸血鬼製造研究を始める。ところが1944年、ワルシャワにあった吸血鬼研究機関をアーカードとウォルターに潰されてしまう(この時、「血の河」が解放され、吸血鬼の本質を知ったことが示唆される)。その後、自身もソ連兵によって瀕死の重傷を負うが大尉とドクに救助され、戦後は南米に潜伏して吸血鬼研究を完成させる。この間には同じく南米に逃れてきた上官達を名目上は上司として遇するも組織の実権は握り続け、第二次ゼーレヴェ作戦を前に彼らを粛清し、名実ともにミレニアムのリーダーとなる。 第二次ゼーレヴェ作戦ではリップヴァーンを使って陽動とし、アーカードが不在となったロンドンを強襲する。一方的な破壊と殺戮を行い、マクスウェル率いるヴァチカンの介入も楽しむ。真の狙いはアーカードに血の河を解放させ、シュレディンガーによって消滅させることであり、アーカードを倒すという悲願を達成する。最期は対面したインテグラに真意や自身の思想を明かし、彼女の左目を負傷させつつも、自身は眉間を撃ち抜かれる。そして自分が起こした戦争を「いい戦争だった」と満足げに語り微笑みを浮かべながら絶命する。 カバー裏などのオマケでは、大尉や博士と共に作中のキャラが一転してオタクとして描写され、コミケなどに参加している。最終巻ではパタリロのコスプレをする。 原型となったのは『COYOTE』に登場する悪役キャラ、モンティナ・マックス。髪型・衣装は同じだがモンティナは痩身の青年で、続編である『ANGEL DUST』ではサイボーグ化され長髪長身の美形キャラとなって再登場している。「少佐」も登場初期はさほど肥満体ではなかった。絶対的な敵役として登場するのは同じだが、無意味な蛮行がほとんどを占めたモンティナに比べると『HELLSING』の少佐は全体的にかなりまともな性格になっている。 作中では本名は明かされないが、4巻41Pの背景の文字や5巻表紙カバー裏側の身分証では、原型と同じ「モンティナ・マックス」となっている。 大尉 少佐の側近。ヴェアヴォルフ筆頭。襟を立てた黄色の熱帯用オーバーコートに規格帽という、ナチスドイツ時代の北アフリカ戦線風の軍服を来た軍人。長身細身の偉丈夫で、無表情でセリフを一言も発することがない。その正体は吸血鬼ではなく人狼であり、本来「ヴェアヴォルフ」という称号も彼一人のものであったという。 サーベルと見紛う程の長銃身を持つモーゼルM712(メーターモーゼル)を愛銃とし、人狼としての規格外の身体能力を有する。さらには身体を霧のような状態に変えるという術を持ち、変幻自在に姿を変えて相手の攻撃の回避などを行う。アーカードとの本格戦闘はないものの、外伝『THE DAWN』では当時のウォルターを、本編では本物の吸血鬼として覚醒したセラスを追い込む力を見せる。一方で人狼の特性として銀を苦手とする。 作中ではもっぱら少佐の側近として彼の傍らに佇むのみでセリフもないが、激しい戦闘シーンがある。第二次ゼーレヴェ作戦では、ヘルシング邸へ急行するインテグラの前に立ちふさがり、彼女とウォルターを引き剥がす。終盤では飛行艇内でセラスと一騎打ちを行い、終始優勢に立つ。しかし、セラスと、彼女の体内にいるベルナドットにより、戦時中の強奪品である銀製の差し歯を心臓に撃ち込まれて死亡する。差し歯はわざとセラスに使うよう仕向ける描写があり、また、子供のような満足した笑みを浮かべて死ぬなど、セラスからは死に場所を探していたとみなされる。 カバー裏などのオマケではカメコ(カメラマン)として描写されており、極端に長い望遠レンズのカメラで「おんぷたんゲット」などと言いながらコスプレヤーを撮影している。 原型となったキャラクターは、同作者の成人向け作品『砂漠の用心棒』のハンス・ギュンシュ(4巻41Pの背景の文字中に名前が記載されている)。 博士(ドク) 声 - 中博史(OVA版) 吸血鬼製造研究の責任者。少佐の側近で名称の通り、軍人ではない。作中では「ドク」としか呼ばれず本名は不明。いつも血塗れの白衣と多重レンズ付の眼鏡を身につけている。吸血鬼であるかは明確ではないが、外見は外伝『THE DAWN』の登場時より老化が見られない。ポケットに無線式発火装置の起爆などを兼ねた多機能コントローラーを携帯し、ヤンの発火など部下の処分は彼が直接手を下している。少佐を怖れている節もあるが、彼に褒められるのが好きで、指揮官として心底慕っている様子を見せる。 作中ではもっぱら少佐の側近として登場するのみで、個人で目立った活躍は少ない。戦中のワルシャワ研究所では、ミナと捕虜を用いて非道な人体実験を手掛けていた。物語終盤では少佐の死と前後して、研究成果を持って飛行艇からの脱出を図るがウォルターに阻まれる。「科学者として研究成果を世界に広めなければならない」と主張するが、ウォルターからは「既存の吸血鬼を真似しただけにすぎない」と酷評され、殺害される。 シュレディンガー准尉 声 - 白石涼子(OVA版) ヒトラーユーゲントの服装をした猫耳の少年。ヴェアヴォルフの1人。 性格は正しく自由気ままな猫といった感じで、少佐にも平気で憎まれ口を叩く(少佐自身もそれを許している)。しかし、大尉にだけは弱い。 登場する度に銃で頭を吹き飛ばされているものの死ぬことは無く、何事も無かったかのように再登場する。また、一瞬にして離れた場所に出現したり、あるいはゾーリンの時のように他者の思考の中に現われたりもする。曰く「僕はどこにでもいて、どこにもいない」。より具体的には「彼が自分自身を認識可能な状態にある限り(どこにでも)存在できる」という能力で、ヴェアヴォルフの中でも殊更に特異な能力である。 作中ではアーカードを倒すための少佐の切り札であり、アーカードが「拘束制御術式 零号」で解放した数百万の命を自身の身体に戻す際に、自らの首を切ってその中に紛れ込み、彼の命と同化する。同化したアーカードにはシュレディンガーの能力が付与されたが、その幾百万という命の中で自身を認識することは不可能であるためにアーカードは消滅し、少佐の最終目的は達成された。 名前の由来はエルヴィン・シュレーディンガーによる思考実験「シュレーディンガーの猫」から。 ゾーリン・ブリッツ中尉 声 - 沢海陽子(OVA版) 短髪で、右半身に奇怪な紋様を刻んでおり、右目が斜視気味の女吸血鬼。死神を連想させるような大鎌を武器にし、また幻術を行使する。ヴェアヴォルフの1人。 幻覚の発動時には右半身に刻まれた刺青が蠢くような感じとなり、自身が巨大化しているように見せたり怪我を負わせたような感覚を与えたりできる。さらには相手の記憶を汲み取った幻覚を見せることもできる(但し目に頼らない吸血鬼には効果が無い)。 ロンドン夜襲にて、部隊を率いてヘルシング邸を強襲する。守備隊を殲滅し、幻術でセラスの心をへし折った上で致命傷を与え、ベルナドットを殺害する。だがベルナドットの血を吸って覚醒したセラスによって、「壁で頭を磨り潰され」絶命した。少佐の待機命令に逆らい兵の大半を失った罰として見捨てられた形だが、彼女の独断専行もそれに対する少佐の処断も、少佐から「戦の華」と称される。 リップヴァーン・ウィンクル中尉 声 - 坂本真綾(OVA版) 長髪に眼鏡の女吸血鬼。旧式マスケット銃を武器に魔弾の能力を持つ「魔弾の射手」。ヴェアヴォルフの1人。 武器のマスケット銃でホーミング能力を持った銃弾を撃つことができ、さらにこれは対象に命中した後も運動能力を失わず1発で複数の獲物を仕留めることができる。この能力により、ウェーバーの歌劇になぞらえた「魔弾の射手」の称号を少佐から与えられる(直接は知らないはずだが、「魔弾」のあだ名自体はヘルシング機関でも用いられている)。本人も気に入っている様子で『魔弾の射手』の「狩人の合唱」を歌っている場面が多くある。 作中では降下猟兵部隊を率いて英国海軍のインヴィンシブル改級VSTOL空母「イーグル」(架空)を乗っ取り、甲板に赤いペンキで巨大なハーケンクロイツを描いて第三帝国海軍大西洋艦隊旗艦「アドラー」(ドイツ語で「鷲」を意味し、イーグルと同義)と改名、第二次ゼーレヴェ作戦直前の陽動作戦を行う(陽動役であることを彼女が認識していたかどうかは不明)。 その能力を生かし、「アドラー」撃沈のため空対艦ミサイルによる対艦攻撃を実行したトーネード攻撃機3機をミサイル含めすべて撃墜するが、高速戦略偵察機であるSR-71 ブラックバードを改造した高高度実験機、EXP-14LIEを駆るアーカードに突入され、兵士たちを皆殺しにされた上、自身のマスケット銃を心臓に突き立てられた上で彼に食い尽くされて死亡する。アーカードに一方的に屠られたが、アーカードをロンドンから引き離すという目的は達成しており、少佐より「任務を果たした」としてミレニアム全軍から敬礼を捧げられる。その後、アーカードの「拘束制御術式 零号」解放時に、トバルカインとともに亡者の1人として復活し、最後の大隊と十字軍を攻撃している。 外伝『THE DAWN』では当時のアーカードと対峙しているが、手足が生えて怪物化した棺桶にチョップを食らった上に蹴飛ばされてKOされるなど、全くのギャグキャラ扱いとなっている(当時の階級はSS下級突撃隊指揮官=親衛隊少尉)。 OVA版で戦闘機を撃墜した後に歌っている曲は『魔弾の射手』の第1幕第2場「おお、この太陽が昇り行くのが」、アーカードに喰われた際に流れている曲は『魔弾の射手』の第2幕第4場「なんですって? 恐ろしい!」。 トバルカイン・アルハンブラ 声 - 大塚芳忠(OVA版) ペルシャ的な風貌で「伊達男」の異名をとる吸血鬼。中尉。無限枚数のトランプ(カード)を武器とする。シュレディンガーの言葉によるとヴェアヴォルフではない。 「伊達男」の異名通りのいでたちで紳士的な言動を取るが、しばしば「Gooood」や「なぁぁぁぁめぇぇぇぇるぅぅぅぅぅなぁぁぁぁ!!」など、間延びしたような話し方をする。武器のカードで傷付けられた傷はアーカードでも容易には修復できない。 ミレニアムの情報を集めるためにブラジルに来たアーカード達を迎え撃ち、当初はアーカードと互角に戦うも結果は惨敗。アーカードに血から情報を引き出された挙句、体内に仕掛けられた無線式発火装置によって燃え尽きて死亡。 アーカードの「拘束制御術式 零号」解放時にリップヴァーンとともに亡者の1人として復活し、最後の大隊と十字軍を攻撃している。 ヴァレンタイン兄弟 声 - 兄:子安武人 / 弟:中井和哉(TV版)、高木渉(OVA版) 兄、ルークと弟、ヤンの吸血鬼兄弟。ルークは准尉。武装したグールの群れを率いて円卓会議中のヘルシング機関を強襲する。 ルークは白を基調としたスーツを着たジェントルマンで、ヤンは黒を基調としたストリートギャング風の青年。ヤンは瞬発力以外に目立った能力は見られなかったが、ルークは近距離で銃撃をかわす反射神経と常人の目では捉えられないスピードを持ち、アーカードからA級と評される。また、ルークは左腕に小型拳銃(OVAの9巻では右腕にサバイバルナイフも)を仕込む用心深さも見せている。 ヤンは武装グール部隊を率いてヘルシング機関の構成員のほとんどを殺害するも、セラスとウォルターにグール部隊を壊滅させられる。さらに円卓会議の部屋に入り込もうとしたところ、ウォルターの鋼線で右腕を切断され、円卓会議のメンバー達からは容赦の無い銃撃を受け、追い詰められる。少佐によって口封じのために遠隔で発火装置を起動されて、体が炎上する中で「ミレニアム」という言葉を遺して灰と化した。 ルークは単身アーカードにカービン銃2丁で挑み、彼にある程度の実力を認められて拘束制御術式の一部を解放させるにまでおよぶ。「吸血鬼の持つ能力全てを備え、それ以上」と豪語していたものの、修復能力などは特に持たない人工吸血鬼であり、特殊能力も持っていなかったために瞬く間に追い込まれてアーカードを失望させることになり、最後は黒犬獣に喰い殺された。 後にウォルターとの戦いで黒犬獣が両断された際に、中から現れる。状況を理解できないまま、ウォルターに糸で操り人形にされながらアーカードを攻撃する。しかし、アーカードに血を吸われて同化され、ウォルターを出し抜くための囮として命を消費され今度こそ死ぬ。 テレビアニメ版では設定が異なり、ロンドン暗黒街の顔役で吸血鬼化のビジネスを行っていたが、テレビ番組のスクープを通じて存在を知ったヘルシング機関を排除しようとした。その最期はほぼ原作に準じているが、ヤンは完全な焼身自殺である。 作者のお気に入りらしく、巻末などのおまけ漫画「ルークとヤンの人情紙○○」(○○の部分は毎回適当な単語に置き換わる。また最初は「人情」ではなく「人生」だった)では主役を張っており、自作品・他作品のパロディから特別意味の無い適当な内容などで掛け合い漫才のようなことをやっている。最終巻のおまけでは「一番の事件は、こいつらの存在そのもの」とされている。 作者の次回作である『ドリフターズ』でも単行本の帯や休載時のお詫びマンガなどで何度も登場する。『ドリフターズ』のTVアニメでも第九幕の次回予告(西版)にヤンとルークが登場した。 彼女(THE SHI) 外伝『THE DAWN』に登場。1944年のワルシャワにおいて、全身を隙間なく包帯で巻かれた上、ベルトや鎖などで、がんじがらめに拘束され吸血鬼の人工製造機関の研究所に隔離されている。少佐らは彼女を「ヒロイン」と称し、彼女を模倣することで吸血鬼を作ろうとした。 正体は『吸血鬼ドラキュラ』の登場人物、ミナ・ハーカー。アーカード(=ドラキュラ伯爵)の血を唯一吸った存在であり、たとえ彼女が人間に戻ったとしてもアーカードが生きている限り、その痕跡は彼女の奥底に残っていた。そこで少佐は彼女の墓を暴いて、遺体を研究材料にし、彼女を模倣、即ちアーカードを模倣することで吸血鬼研究を発展させていた。 本編では、最後に白骨化した死体として博士の研究室に保管されていたことが明かされ、ミレニアムの壊滅とともに墜落炎上する飛行船の中で彼女の死体も燃え尽きた。
※この「ミレニアム」の解説は、「HELLSING」の解説の一部です。
「ミレニアム」を含む「HELLSING」の記事については、「HELLSING」の概要を参照ください。
ミレニアム
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「ディバインハート カレン 〜姦墜洗脳の罠〜」の記事における「ミレニアム」の解説
レディ・アストレア 声 - 葵時緒 ミレニアム幹部で、マキナのライバル。 Dr.ネガクロス ミレニアム幹部で、今回はレクリスシティに新たな日本支部を構えた。捕えたマキナを調教しようと企んでいる。 ハート・オブ・ダークネス 声 - 氷室百合 新生ミレニアムの切り札とされる女性。目玉や触手のついている、生きた変身スーツを身にまとい、ダークネスアークの力を用いて戦う。 Type-D Dr.ネガクロスによって造られた怪人たちで、Dは欲望(Desire)の略。これまでの怪人たちは身体強化に伴う獣性の増幅およびそれに伴う知性の低下が問題視されていたが、Type-Dは逆にそれを生かし、理性を飛ばすことで強大なパワーを発揮することができるようになった。 そのため、満たされることのない強烈な性欲を持ち、改造前の人間の性的趣向も引き継いでいるため、より変態さが増している。オーク 素体はアカデミーの教師で、スーツを着たブタのような姿をしている。 ドレイク 竜のような姿をした怪人。額に第3の目を持ち、相手の技などを見切ることが可能。自分の強さを誇示しており、その遺伝子を遺すためにマキナらを狙う。 ダゴン タコなどの水棲生物をモチーフとした怪人で、その姿にたがわず水中船が得意。無邪気なようで陰湿な性格。 ブレイド ソシオパスの切り裂き魔が自ら志願し怪人となった姿。両腕の一部が鎌のようになっており、真空波を放出することが可能。また、手先ははさみ状になっている。 アグリー 一つ目のスライムのような姿をした怪人。かつてはミレニアムの関係者だが、変身ヒロインを捕え損ねた責任をとるために、この手術を受けた。 ピスティル 植物をモチーフとした怪人で、上半身部分は少女の姿をしている。『ディバインハート マキナ 〜敗辱の淫墜戦士〜』のプラントを兄と呼び、驚異的な再生能力や蔓の操作のほかにも、寄生機能や催淫機能を持つ特殊な胞子も武器とする。 一般怪人
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ミレニアム(Millenium Cars)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 21:53 UTC 版)
「バルーン (路面電車車両)」の記事における「ミレニアム(Millenium Cars)」の解説
1998年から2004年にかけて車体更新工事を実施した形式。"バルーン"を種車にした4両(707、709、718、724)が導入された。運転台の形状が変更され、前照灯が増設された事で視認性が向上した一方、"ジュビリー"と異なり乗降扉や階段の位置はそのままで、"バルーン"同様営業時には2人の車掌が必要となった。前照灯の位置を始めとする細部は車両によって異なる。 2009年以降は"バルーン"と同様にバリアフリー対応工事を受け、フレキシティ2の導入以降も2013年まで定期列車に用いられ、2019年現在は718がブラックプール・トラムの観光列車に使用されている。 707(2008年撮影) 709(2009年撮影) 718(2005年撮影) 724(2009年撮影)
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ミレニアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/19 08:59 UTC 版)
「ディバインハート マキナ 〜敗辱の淫墜戦士〜」の記事における「ミレニアム」の解説
レディ・アストレア 声 - 葵時緒 ゲーム版だけのオリジナルキャラクター。ミレニアム日本支部の女幹部。 御堂(みどう) 原作小説は鳴海(なるみ)という名前。ミレニアムの日本支部長。冷酷にして非道な性格を持つ男性。
※この「ミレニアム」の解説は、「ディバインハート マキナ 〜敗辱の淫墜戦士〜」の解説の一部です。
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ミレニアム
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