モクレンとは? わかりやすく解説

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もく‐れん【木×蓮/木×蘭】

読み方:もくれん

モクレン科落葉低木または亜高木。よく分枝しは広倒卵形3、4月ごろに先だって紫色の6弁花を上向きに開く。実は集合果で、熟す裂けて赤い種子つり下げる中国原産古くから庭木とされるモクレン科双子葉植物にはコブシ・オガタマノキ・ユリノキなども含まれるマグノリア紫木蓮(しもくれん)。木蓮華(もくれんげ)。もくらん。《 春》「大空に—の花のゆらぐかな/虚子

木蓮/木蘭の画像
撮影朝倉秀之

もくれん【目連】

読み方:もくれん

⇒目犍連(もくけんれん)


木蘭

読み方:モクレン(mokuren)

モクレン科落葉灌木


木蓮

読み方:モクレン(mokuren)

モクレン科落葉低木園芸植物薬用植物

学名 Magnolia liliflora


木蘭

読み方:モクレン(mokuren), モクラン(mokuran)

モクレン科落葉低木園芸植物薬用植物

学名 Magnolia liliflora


木連

読み方:モクレン(mokuren)

モクレン科落葉低木園芸植物薬用植物

学名 Magnolia liliflora


木蓮

読み方:モクレン(mokuren)

モクレン科落葉低木。春、濃紅紫色大輪の花をつける

季節

分類 植物


木蘭

読み方:モクレン(mokuren)

モクレン科落葉低木。春、濃紅紫色大輪の花をつける

季節

分類 植物


木蓮

読み方:モクレン(mokuren)

作者 内田百閒

初出 昭和9年

ジャンル 小説


モクレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 05:53 UTC 版)

モクレン(木蓮[注 2]、木蘭、学名: Magnolia liliiflora)は、モクレン科モクレン属に属する落葉低木の1種である。春に葉が展開するのと同時期に紫紅色の花が上向きに咲く。花が紫色であることからシモクレン(紫木蓮)ともよばれ、こちらを標準名としていることも多い[14][15]中国南部原産であり、日本を含む世界各地で観賞用に植栽されている。またモクレン類のつぼみを風乾したものは生薬として辛夷しんいとよばれるが、漢名の辛夷はモクレン(シモクレン)とされることが多い(日本ではコブシに辛夷の字を充てる)[16]


注釈

  1. ^ 万葉集で詠まれている初夏に赤い花をつける植物であるが、具体的にどの植物なのかは不明である。シモクレンとする説のほか、ニワウメバラ科)とする説がある[11]
  2. ^ 「きはちす」、「きばちす」と読んだ場合はフヨウムクゲアオイ科)を意味する[13]
  3. ^ シモクレンの変種(Magnolia liliiflora var. gracilis)として分類学的に分けることもある[27]

出典

  1. ^ a b c d e f g h GBIF Secretariat (2022年). “Magnolia liliiflora Desr.”. GBIF Backbone Taxonomy. 2022年2月17日閲覧。
  2. ^ a b 東浩司 (2003). “モクレン科の分類・系統進化と生物地理: 隔離分布の起源”. 分類 3 (2): 123-140. doi:10.18942/bunrui.KJ00004649577. 
  3. ^ a b Wang, Y. B., Liu, B. B., Nie, Z. L., Chen, H. F., Chen, F. J., Figlar, R. B. & Wen, J. (2020). “Major clades and a revised classification of Magnolia and Magnoliaceae based on whole plastid genome sequences via genome skimming”. Journal of Systematics and Evolution 58 (5): 673-695. doi:10.1111/jse.12588. 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Magnolia liliiflora”. Plants of the World Online. Kew Botanical Garden. 2022年2月13日閲覧。
  5. ^ a b シモクレン. コトバンクより2022年2月16日閲覧
  6. ^ a b モクレン. コトバンクより2022年2月16日閲覧
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 勝山輝男 (2000). “モクレン”. 樹に咲く花 離弁花1. 山と渓谷社. p. 377. ISBN 4-635-07003-4 
  8. ^ a b c d e f g h i j 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 240.
  9. ^ 木蘭花. コトバンクより2022年2月16日閲覧
  10. ^ 木蓮・木蘭. コトバンクより2022年2月26日閲覧
  11. ^ 唐棣花・棠棣・朱華. コトバンクより2022年2月16日閲覧
  12. ^ a b c d e シモクレン”. 熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース. 2022年2月16日閲覧。
  13. ^ 木蓮. コトバンクより2022年2月26日閲覧
  14. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2007–). “シモクレン”. 「植物和名ー学名インデックスYList」(YList). 2022年2月18日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k l 大橋広好 (2015). “モクレン科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 71–74. ISBN 978-4582535310 
  16. ^ a b c 辛夷. コトバンクより2022年2月26日閲覧
  17. ^ モクレン(木蓮∥木蘭). コトバンクより2022年2月26日閲覧
  18. ^ a b c d e f 平野隆久監修 1997, p. 16.
  19. ^ a b c d e 馬場多久男 (1999). “モクレン”. 葉でわかる樹木 625種の検索. 信濃毎日新聞社. p. 167. ISBN 978-4784098507 
  20. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Flora of China Editorial Committee. “Yulania liliiflora”. Flora of China. Missouri Botanical Garden and Harvard University Herbaria. 2022年2月18日閲覧。
  21. ^ 菱山忠三郎 1997, pp. 76–77.
  22. ^ 東浩司 (2004). “モクレン科の花の匂いと系統進化”. 分類 4 (1): 49-61. doi:10.18942/bunrui.KJ00004649594. 
  23. ^ a b 植田邦彦 (1997). “シモクレン”. 週刊朝日百科 植物の世界 9. 朝日新聞社. pp. 114-116. ISBN 9784023800106 
  24. ^ a b 植田邦彦, 緒方健 (1989). “モクレン属”. In 堀田満ほか. 世界有用植物事典. 平凡社. pp. 650–652. ISBN 9784582115055 
  25. ^ a b c シモクレン(紫木蓮)のまとめ!”. 植物の育て方や豆知識をお伝えするサイト. 2022年2月18日閲覧。
  26. ^ a b c d e モクレンの育て方”. ガーデニングの図鑑. 2022年2月18日閲覧。
  27. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2007–). “トウモクレン”. 「植物和名ー学名インデックスYList」(YList). 2022年2月19日閲覧。
  28. ^ トウモクレン. コトバンクより2022年2月27日閲覧
  29. ^ カラスモクレン. コトバンクより2022年2月27日閲覧
  30. ^ モクレン”. 三河の植物観察. 2022年2月19日閲覧。
  31. ^ Smith, H. C.. “Magnolia acuminata L.”. U.S. FOREST SERVICE. 2022年2月26日閲覧。
  32. ^ a b 大場秀章 (1980). “モクレンとハクモクレン並びにサラサレンゲの学名について”. 植物研究雑 55 (6): 188–192. 
  33. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2007–). “ソコベニハクモクレン”. 「植物和名ー学名インデックスYList」(YList). 2022年2月15日閲覧。
  34. ^ Magnolia ‘Ann’, ‘Betty’, ‘Jane’, ‘Judy’, ‘Pinkie’, ‘Randy’, ‘Ricki’, and ‘Susan’”. U.S. National Arboretum Plant Introduction. 2022年2月23日閲覧。
  35. ^ Magnolia ‘Star Wars’ (M. liliiflora x M. campbellii)”. BLACK DIAMOND IMAGES. 2022年2月27日閲覧。
  36. ^ Magnolia (liliiflora 'Nigra' x sprengeri 'Diva') 'Galaxy'”. UNL Gardens. 2022年2月27日閲覧。
  37. ^ Magnolia liliiflora x veitchii 'Sayonora' (Sayonora Magnolia)”. WORLD Plants. 2022年2月27日閲覧。
  38. ^ 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 68.
  39. ^ 春を告げる香り高い「ハクモクレン」”. 生薬ものしり事典. 養命酒製造株式会社. 2022年2月6日閲覧。
  40. ^ シンイ”. 第十七改正日本薬局方(JP17) 名称データベース. 国立医薬品食品衛生研究所. 2022年3月14日閲覧。
  41. ^ 木蓮(もくれん)”. きごさい歳時記. 2022年2月28日閲覧。
  42. ^ モクレンの花言葉”. はなたま (2021年4月6日). 2022年2月19日閲覧。
  43. ^ モクレン(木蓮)の花言葉”. LOVEGREEN. 2022年2月19日閲覧。
  44. ^ Ueda, K. (1985). “A nomenclatural revision of the Japanese Magnolia species (Magnoliac.), together with two long-cultivated Chinese species: III. M. heptapeta and M. quinquepeta”. Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 36 (4-6): 149-161. doi:10.18942/bunruichiri.KJ00001078551. 


「モクレン」の続きの解説一覧

モクレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/05 23:17 UTC 版)

暁星記」の記事における「モクレン」の解説

八分衆親分基本的に粗野な人物であるが、敵わない解っている相手前にしても仲間を逃がせて自らが突撃していくなど、親分として八分衆の皆からは慕われている。

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モクレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:28 UTC 版)

ダーウィンズゲーム」の記事における「モクレン」の解説

巫女衆の筆頭であり、リクの妹。17歳。識希流(シギル)という予知夢を見る特殊な力を持っており、日本邑を救う者達が来るのを待っていた。予知コントロールできないが、自分の命に危機迫っているとき、大きな運命分岐点が近づいている時などに、夢として未来を見る日本邑からシブヤへと移った後、カナメシュカ船上死亡する夢を見る

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「モクレン」を含む「ダーウィンズゲーム」の記事については、「ダーウィンズゲーム」の概要を参照ください。

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