モード燃費
排出ガス試験が行われる走行モードを、シャシーダイナモメーター上で運転した際に測定して得られる燃料消費率(燃費)をいう。排出ガス試験は、1973年以降90年までは10モードおよび11モードで行われていたが、91年に10モードは10・15モードに変更された。モード燃費は、10モードまたは10・15モードのホットサイクルで測定される。クルマの路上における実際の走行方法は千差万別であるため、走行モードは、市場におけるクルマの走行パターンを代表するモードが採用されている。なお、モータリゼーションの進展に伴う道路交通環境の変化に対応するため、市場を代表する走行モードの見直しが中長期的に検討されている。
参照 排出ガス試験、10モード、10・15モード10・15モード燃費
(モード燃費 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 03:04 UTC 版)
10・15モード燃費(じゅう・じゅうごモードねんぴ、テン・フィフティーンモードねんぴ)は、日本で使われていた自動車の燃費測定方法(10・15モード)で測定した燃費である。市街地および郊外を想定した状況において、燃料1リットルでの走行距離を測定する。
- ^ “3 自動車排出ガスの規制強化”. 環境白書. 環境省. 2022年6月23日閲覧。
- ^ “燃費測定モードについて (PDF)”. 国土交通省自動車交通局. 2022年6月23日閲覧。
- 1 10・15モード燃費とは
- 2 10・15モード燃費の概要
- 3 関連項目
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