ゆきひめ【ユキヒメ】(草花類)
登録番号 | 第15204号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | ゆきひめ よみ:ユキヒメ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社奥羽石川農園 | |
品種登録者の住所 | 岩手県和賀郡西和賀町沢内字大野10地割28番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石川紘一、石川清和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は内面上部が黄白色、中部が淡緑黄色、外面が黄白色で、切花向きの極晩生種である。植物体の形状は直立性、草丈は90~119㎝である。茎の直径は3.0~4.9㎜、横断面の形状は4稜形、上部及び下部の色は淡緑、着色程度は少である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0~9.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は広披針形、葉のねじれは有、葉表面の色は緑、着色程度は少、裏面の色は淡緑、着色程度は少である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は30~49である。花冠の形状は狭鐘形、長さは6.0~6.9㎝、直径は1.6~1.9㎝、先端の直径は3.0~3.9㎝、転回は外反転、花冠内面上部の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、中部の色は淡緑黄(同2903)、外面の色は黄白(同2901)、内面上部の斑点は少、内面中部の斑点は無、外面の斑点は少、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは10~11㎜、幅は8~9㎜、形状はⅣ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は極晩で、育成地(岩手県和賀郡西和賀町)では10月下旬である。「ホワイトハイジ2号」と比較して、葉のねじれが有ること、花冠の形状が狭鐘形であること等で、「ポラーノ ホワイト」と比較して、茎の横断面の形状が4稜形であること、開花期が遅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(岩手県和賀郡西和賀町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
雪姫【ユキヒメ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7117号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | 雪姫 よみ:ユキヒメ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 宍戸克博 | |
品種登録者の住所 | 福島県福島市町庭坂字割石2番3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宍戸克博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有のヒメサユリの選抜個体どうしを交配して育成されたものであり,花色は黄白,小輪でテッポウユリ型の切花向きの品種である。 草丈は25~49㎝,茎の直径は2.5~4.9mm,上部の色は淡緑,中部及び下部の色は緑,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19mmである。葉序は2/5,葉の全体の形は披針形,ねじれは無,葉幅は10~19mm,葉長は6~8㎝,光沢は無,数は少,着生角度は 90~119゚である。つぼみの形はⅣ型,花の向きは90~119゚,花形全体の形はテッポウユリ型である。花径は30~59mm,内花被の幅は20~29mm,長さは6~8㎝,外花被の幅は20~29mm,長さは6~8㎝である。花色は花弁の基部,地色,中肋部,縁部及び裏面は黄白(JHS カラーチャート2901)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0,つぼみの色は淡緑黄(同2903),内花被の形はⅡ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅦ型,外花被の先端の形状はⅥ型,反転の程度はⅦ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は無である。花糸の色は黄,花粉の色は黄,花梗の太さはかなり細,色は淡緑,1花茎の花数は極少,花の香りは中,開花期は極早である。 オトメユリと比較して,葉全体の形が披針形であること,花色が黄白であること,つぼみの色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和54年に育成者のほ場(福島県福島市)において,ヒメサユリの選抜個体どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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