ユナイテッド航空特典(無料往復旅行特典)
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「マイレージ・プラス」の記事における「ユナイテッド航空特典(無料往復旅行特典)」の解説
無料往復旅行特典は、必要マイル数が少ないがとりにくいセイバー特典と、必要マイル数が多いがとりやすいスタンダード特典とがある。無料往復旅行特典に必要なマイル数は、出発地地域と到着地域の関係と利用する搭乗クラスとによって、特典チャートをひくことによって求められる。地域はアジア、ハワイ、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、中東、オーストラリアなどのようにおおまかに分割されている。地域間を直行する便を提供していない2地域間の往復旅行の場合は、北米経由となり、必要マイルの計算上は、北米とそれぞれの地域の往復特典旅行を2つ組み合わせたものとなる。利用できるサービスクラスキャビン(エコノミー、ビジネス、ファースト)によって必要マイルが異なり、ビジネス、ファーストに必要なマイル数はおおむねエコノミーの必要マイル数の1.5倍、2倍となる。また、北米内で2クラス運航される区間については、ビジネスクラスの特典航空券でファーストクラスキャビンが利用可能。 予約してから発券までに3日間の猶予があり、キャンセル待ちは可能であるが、3日以内に席が確定して発券しないと旅程全体がキャンセルとなる。 特典旅行の予約には1特典旅行あたり25ドル(予約センター発券の場合)もしくは30ドル(空港カウンター発券の場合)が必要(2008年5月15日以降の発券分から手数料が変更)。なおユナイテッド航空利用の単純往復などオンライン予約が可能な場合は、発券手数料は免除される。簡単な変更には手数料は不要だが、航空券の再発行が必要となる変更やキャンセルについては、1特典旅行あたり手数料150ドルが必要。2006年10月16日より2週間以内に出発する旅行の発券や変更については緊急予約手数料が必要となった。6日以内だと100ドル、13日以内だと75ドルが加算される(2008年5月15日以降の発券分から手数料が変更)。 プレミアプラチナ、プレミア1K、グローバルサービス会員は、発券(予約時期にかかわらず)、変更、キャンセルの手数料は免除される。無料航空券であっても、空港税などの空港使用料は別途必要。なお、アメリカ入国にかかわる空港税は、特典航空券では、一部免除されるため、半額程度に減額される。マイレージ・プラスの特典航空券においては、燃油サーチャージや航空保険料については免除。他社マイレージサービス(ANAマイレージクラブやJALマイレージバンク等)においては、必ずしも無料となっていない。手数料や空港税などは、発券の際にクレジットカードや現金にて支払う。無料航空券は往復となる。オープンジョー、ダブルオープンジョーは可能だが、オープン区間はフライト区間より短くなければならない。また乗り継ぎ便も可能ではあるが、経度位置で遠回りするような旅程は認められない。予約センターの予約画面上に表示されない旅程は発券ができない。
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