ルームミラー
後方を見るために室内に設置したミラー。昼夜切替え式で反射率が変更可能な防眩ミラーと、切替え機構のない標準ミラーの2種類がある。防眩ミラーはプリズムを利用、めっきなどで反射膜を形成して反射率を80%レベルにした裏面を通常時使用する。後続車のライトなどまぶしいときは反射率4~5%レベルの表面を使用する。また防眩ミラーにはエレクトロクロミック素子や液晶を使ったものなどもみられる。標準ミラーは昼夜兼用で使用するため、ガラスにクロムなどで反射膜を付けて反射率を40~50%レベルに設定した平面鏡の使用が多い。衝突時の車内2次衝突傷害から乗員を守るため、ミラーは脱落式構造がとられている。
参照 防眩ミラーバックミラー
(ルームミラー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 02:48 UTC 版)
バックミラー[注釈 1]は、後方および後側方を視認するための器具である。自動車部品としての法令用語は後写鏡(こうしゃきょう)で、取り付けられる位置によって、いくつかの種類に分類される。
出典
- ^ First Rearview Mirror Marketed as "Cop-spotter" - America Comes Alive
- ^ US1114559A - Mirror attachment for automobiles. - Google Patents
- ^ 昭和二十四年運輸省令第三十六号
- ^ 昭和二十五年運輸省令第九十七号
- ^ 昭和二十六年法律第百八十五号
- ^ 昭和二十六年運輸省令第六十七号
- ^ 昭和三十四年運輸省令第四十二号
- ^ 昭和三十七年運輸省令第五十号
- ^ なくても車検に通る!? ルームミラーの必要性とは?
- ^ ルームミラーなしでも車検に通るのか|車検や修理の情報満載グーピット(GooPit)
- ^ 輸入車でもBMWミニは吊り下げ式が主流である。
- ^ Rabinow, Jacob (18 May 1990). Inventing for Fun and Profit. San Francisco, CA: San Francisco Press. ISBN 978-0-911302-64-6
- ^ 日産自動車「アラウンドビューモニター」2013年8月31日閲覧。
- ^ 米運輸省、後方確認カメラ装着を義務化…2018年から(レスポンス)2014年4月4日、2021年4月2日閲覧。
- ^ 自動車の後方確認カメラ、新車の装備義務化 来年5月以降にも(sankeibiz) 2021年4月1日、2021年4月2日閲覧。
注
- 1 バックミラーとは
- 2 バックミラーの概要
- 3 防眩
- 4 後方モニター
- 5 脚注
ルームミラー
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「ジェンテックス (自動車部品メーカー)」の記事における「ルームミラー」の解説
ジェンテックスは1987年にエレクトロクロミズムに基づく自動防眩ミラーを発表した。グレア(まぶしさ)の低減は、グレア源が視界から離れた後のトロクスラー効果(英語版)が原因で起こる一時的な盲点を取り除く。 これらのミラーは前面と後面にそれぞれ環境光の強さと接近車両のグレアを測定するセンサを持つ。エレクトロクロミックゲルが2枚のガラスの間に置かれ、これによってグレアの強さに比例してミラーを薄暗くすることが可能になる。
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