レベル1 初期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:02 UTC 版)
「能力成熟度モデル統合」の記事における「レベル1 初期」の解説
成熟度レベル1では多くの場合、プロセスは場当たり的であり、組織は安定した環境を提供しない。こうした組織では、プロジェクトの成功は、組織に属する個々人の能力と英雄的行動に依存しており、有用性が証明されたプロセスを採用していない。場当たり的で混沌とした環境であるにもかかわらず、成熟度レベル1の組織は実際に動く成果物とサービスを提供することが少なくない。しかしそれらは多くの場合プロジェクトの予算および予定期限を超過する。 成熟度レベル1の組織は、超過労働、危機に対処するプロセスの欠如、過去の成功を繰り返す能力の欠如、によって特徴づけられる。 レベル1の組織が遂行するプロジェクトの成功は、高い能力をもつ個人に依存している。
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