ワサッチ山脈とは? わかりやすく解説

ワサッチ山脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/02 19:04 UTC 版)

ワサッチ山脈(ワサッチさんみゃく)とはアメリカ合衆国アイダホ州ワイオミング州南部からユタ州中央にかけて南北に伸びる山脈ロッキー山脈の西の端、グレートベースンの東の端である。名前はこの地域のネイティブアメリカン部族の名前からつけられている。






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ワサッチ山脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 15:21 UTC 版)

ドナー隊」の記事における「ワサッチ山脈」の解説

一行は南に転進しヘイスティングズの近道向かった数日のうちに地形が話に聞いたより険しいことがわかり、御者らは急峻な斜面転げ落ちないよう車輪ロックせざるを得なかった。オレゴン街道数年来人馬行き来で道が通りやすく明瞭になっていたが、この近道は道そのもの判別しづらい状態だった。ヘイスティングス指示書いた手紙木々貼っ残していた。8月6日一行見つけたヘイスティングスの手紙には、ハーランヤング隊が通った別ルート案内するのでその場待てとあった。リード、チャールズ・スタントン、ウィリアム・パイクの3人は先行してヘイスティングスを捜しに行った。彼らが遭遇したのはきわめて困難な峡谷で、大岩をどかす必要があったり眼下の川に崩れ落ちるような不安定な崖沿いだったり、馬車壊しそうな道だった。ヘイスティングス手紙の中でひどい難所ではドナー隊案内する申し出ていたが、実際に部分的に引き返しただけで、採るべき進路大まかに示したけだったスタントンパイク休息しリード1人引き返して出発から4日後に本隊戻った約束されていた案内がないことがわかり、一同引き返して旧道に戻るか、ハーランヤング隊が残した轍をたどってウィーバー峡谷英語版)の難所抜けるか、またはヘイスティングス勧めた方角向かって独自に新たな進路を開くか、3つから選択迫られた。ここではリード主張通り一同新たなヘイスティングス進路選択したその結果として、進行速度1日あたり1.5マイル(2.4キロ)まで落ち込み健常男子総出払い、木を伐り倒し、岩をどかして幌馬車通さねばならなかった。 ドナー隊がワサッチ山脈を進んでいたところ、彼らを捜しにきたグレイブス家に追いつかれたグレイブス家にはフランクリン・グレイブス(57)、妻エリザベス47)と彼らの子メアリ(20)ウィリアム(18)エレノア(15)ロヴィナ(13)ナンシー(9)ジョナサン(7)フランクリンJr.(5)エリザベス(1)、および嫁いだサラ22)と娘婿のジェイ・フォスディック(23)、ほかに御者ジョン・スナイダーがおり、3台の幌馬車分乗していた。彼らの合流ドナー隊幌馬車60 - 80台の総勢87となったグレイブス家はその年ミズーリ発った最後集団にいたため、ドナー隊この年西部移民団の最後尾にいることが確実になった。 8月20日ドナー隊山脈の中でグレートソルト湖見下ろせ地点到達した。ワサッチ山脈を抜けるにはそこからさらに約2週間かかった男たち口論するようになり、この道を選んだ人物、特にジェイムス・リードについて知性疑った一部家族では食料物資が底をつき始めたリードとともに隊を離れたスタントンパイク帰路を見失い、のちに本隊発見されたが、見つかるのがあと1日遅ければ馬を殺して食べているところだった。

※この「ワサッチ山脈」の解説は、「ドナー隊」の解説の一部です。
「ワサッチ山脈」を含む「ドナー隊」の記事については、「ドナー隊」の概要を参照ください。

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