一場2曹の両親による民事訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:26 UTC 版)
「朝霞自衛官殺害事件」の記事における「一場2曹の両親による民事訴訟」の解説
一場2曹の遺族の両親には、遺族補償一時金として175万8千円、葬儀代10万5千円、退職金20万円に加え、暴漢撃退ということで、防衛庁長官の賞恤金300万円が加算され、506万3千円が支払われた。これは当時の交通事故死の補償にも満たない金額である。 やりきれない一場2曹の両親は、加害者に損害賠償を求められる筈もなく、「自衛隊が駐屯地の出入りを厳重に管理していれば事件は防げたはず」として、国を相手に損害賠償訴訟を起こした。一審では両親の訴えは退けられたが、二審では両親の訴えが認められた。国は最高裁に上告したものの棄却され、国に1,850万円の支払いを命じた。
※この「一場2曹の両親による民事訴訟」の解説は、「朝霞自衛官殺害事件」の解説の一部です。
「一場2曹の両親による民事訴訟」を含む「朝霞自衛官殺害事件」の記事については、「朝霞自衛官殺害事件」の概要を参照ください。
- 一場2曹の両親による民事訴訟のページへのリンク