三好稲荷閣夏季大祭奉納行事(大提灯まつり)
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「満福寺 (みよし市)」の記事における「三好稲荷閣夏季大祭奉納行事(大提灯まつり)」の解説
夏季大祭では、高さ11メートル・直径6.5メートル、重さ1,250キログラムの御所型提灯3張を組み立てて奉納する。当日は多数の露店が並び、境内では地元に伝わる棒の手や祭囃子の奉納が行われ、夜には打上花火もある。 提灯の奉納自体は江戸時代後期から行なわれていたが、当時は普通の大きさだった。昭和2年(1927年)、『新愛知』(現在の中日新聞の前身のひとつ)が企画した「愛知県下新十名所」の第2位に三好稲荷閣が選出され、それをきっかけに地元の有志が高さ10.6メートル、直径6メートル、重さ1,250キログラムの岐阜提灯1張(当時「日本一の大提灯」と称された)を同4年(1929年)に奉納したことで、「大提灯まつり」と呼ばれるようになった。昭和18年(1943年)5月の本殿焼失により中断するが、同26年(1951年)に復活。その後、前記の大提灯が昭和63年(1988年)に1張、平成5年(1993年)に2張奉納されている。 なお平成29年(2017年)8月に、大提灯のうち1張が「世界最大の吊り提灯」としてギネス世界記録に認定されている。
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