不正製造・出荷停止問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 01:44 UTC 版)
「化学及血清療法研究所」の記事における「不正製造・出荷停止問題」の解説
2015年6月に、化血研が製造販売する複数の血液製剤とワクチンが、承認内容と異なる製造方法により製造されていることが判明したため、血液製剤および既に国家検定も終了していたワクチンについても、厚生労働省は同年9月までの出荷停止を要請した。対象と成ったのは血液製剤12種類、ワクチン10種類、その他7種類で、主なものは以下の通り。( )内は日本での市場占有率。 献血グロブリン 献血アルブミン ヒスタミン加人免疫グロブリン - 「ヒスタグロビン皮下注用」2016年2月26日・出荷再開 季節性インフルエンザワクチン - 「インフルエンザHAワクチン“化血研”」(29%)9月18日・出荷自粛要請、10月21日・解除 四種混合ワクチン - 「クアトロバック皮下注シリンジ」(64.2%)11月26日・出荷自粛要請解除 日本脳炎ワクチン - 「エンセバック」(36.2%)2016年2月26日・出荷再開 A型肝炎ワクチン - 「エイムゲン」(100%)2016年1月29日・出荷再開 B型肝炎ワクチン - 「ビームゲン」(79.9%)2016年1月29日・出荷再開 なお、2016年1月4日現在の上記を含む出荷状況が発表されている。
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