中道とは? わかりやすく解説

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ちゅう‐どう〔‐ダウ〕【中道】

読み方:ちゅうどう

一方かたよらない穏当な考え方やり方中正な道。「—を歩む」「—を旨とする

物事進行なかほど達成する途中。「志むなしく—で倒れる」

富士山中腹をめぐる道。また、その道をめぐること。「—めぐり」

仏語二つ対立するものを離れていること。不偏中正道。原始仏教では苦行快楽両極端退けた考え方竜樹哲学ではすべてのものは空(くう)と観じること。天台宗では空・仮(け)の二辺に即して立て実相の理である中諦(ちゅうたい)。


なか‐みち【中道】

読み方:なかみち

まんなか道。土地中央、山の中腹などを通る道。「—を通って下山する

二つのものの間の道。

「思はずに井手の—隔つともいはでぞ恋ふる山吹の花」〈源・真木柱


中道

読み方:ナカドウ(nakadou)

所在 和歌山県橋本市


中道


中道


中道


中道


中道


中道


中道


中道


中道


中道


中道

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〒041-0853  北海道函館市中道
〒039-3112  青森県上北郡野辺地町中道
〒039-1542  青森県三戸郡五戸町中道
〒981-2146  宮城県伊具郡丸森町中道
〒017-0045  秋田県大館市中道
〒993-0053  山形県長井市中道
〒960-0456  福島県伊達市中道
〒484-0919  愛知県犬山市中道
〒529-1609  滋賀県蒲生郡日野町中道
〒537-0025  大阪府大阪市東成区中道
〒655-0896  兵庫県神戸市垂水区中道
〒648-0023  和歌山県橋本市中道
〒738-0225  広島県廿日市市中道

中道

名字 読み方
中道なかみち
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

中道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 16:13 UTC 版)

仏教用語としての中道(ちゅうどう、: Madhyamā-pratipad[注釈 1], マディヤマー・プラティパッド[2]: Majjhimā-paṭipadā, マッジマー・パティパダー[3])は、2つのものの対立を離れていること[4]の二見、あるいは有・無の二辺を離れた不偏にして中正なる道のこと[4]中行[5]中路あるいは単にともいう[6]


注釈

  1. ^ : madhyamā-pratipat とも綴る[1]
  2. ^ 「二諦」に"空"や"仮"の解釈を与えるのは、天台宗が三観の中観や三諦の中諦の立場を説くときである[17][18][19]
  3. ^ 「中論」という名称は、『中論』の約450偈のうちでこの1回だけ現れる「中道」の語に基づく[23]
  4. ^ 国訳一切経での書き下し文は、この前後を含めると次の通り:「第三に菩薩の淸浄大果報を明さんが爲の故に、是の止觀を説くとは、若し行、中道に違すれば、卽ち二邉の果報有り。若し行、中道に順ずれば、卽ち勝妙の果報有り。設ひ未だ分段を出でざるも、護る所の華報、亦七種の方便に異なる。況や真の果報をや。」[27]

出典

  1. ^ 岩波書店『岩波 仏教辞典 第二版』 714-715頁、春秋社『仏教・インド思想辞典』
  2. ^ 『仏教漢梵大辞典』 平川彰編纂 (霊友会) 73頁「中道」。
  3. ^ 『パーリ仏教辞典』 村上真完, 及川真介著 (春秋社) 和訳語索引 2375頁「中道」。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 中村元 『広説佛教語大辞典』中巻 東京書籍、2001年6月、1183頁。
  5. ^ 『漢訳対照梵和大辞典 増補改訂版』 鈴木学術財団 (山喜房仏書林)、1979年、995頁。
  6. ^ a b c d e f g h i j 総合仏教大辞典編集委員会 『総合仏教大辞典』 法蔵館、1988年1月、997-999頁。
  7. ^ a b B・B・ヴィディヤランカール、A・ヴィディヤランカール 『基本梵英和辞典 縮刷版』 東方出版、2011年5月、282頁。
  8. ^ मध्यमा (madhyamA) - Spoken Sanskrit Dictionary.
  9. ^ मध्यम (madhyama) - Spoken Sanskrit Dictionary.
  10. ^ a b c प्रतिपद् (pratipad) - Spoken Sanskrit Dictionary.
  11. ^ 山中元 『サンスクリット語 - 日本語単語帳』 国際語学社、2004年7月。
  12. ^ 荻原雲来 『漢訳対照梵和大辞典 増補改訂版』 鈴木学術財団 (山喜房仏書林)、1979年、833頁。
  13. ^ pratipad (行,正行,通行,現行,行迹,行跡;道,道跡,所行道;通;法;順)[12]
  14. ^ a b c 中村元ほか編 『岩波仏教辞典 第二版』 岩波書店、2002年10月、714-715頁の「中道」の項目。
  15. ^ a b c 総合佛教大辞典編集委員会 『総合佛教大辞典』 法蔵館、1988年1月、p.1118の「二辺」の項目。
  16. ^ 中道 - 創価学会 教学用語検索。
  17. ^ 中村元 『広説佛教語大辞典 上巻』  東京書籍、2001年6月、363頁の「假観」の項目。
  18. ^ 中村元 『広説佛教語大辞典 中巻』  東京書籍、2001年6月、1179頁の「中観」の項目。
  19. ^ 三諦』 - コトバンク, 『中諦』 - コトバンク
  20. ^ a b c d e 吹田隆道『ブッダとは誰か』2013年。ISBN 978-4393135686 
  21. ^ 八正道・八聖道』 - コトバンク
  22. ^ 長尾雅人・工藤成樹訳 『世界の名著 1 バラモン教典 原始仏典』 中央公論社、1969年5月、pp435-439の「二 初めての説法(相応部 五六・二)」
  23. ^ a b 中村元ほか(編)『岩波仏教辞典』(第二版)岩波書店、2002年10月、704頁。 
  24. ^ 瑜伽行派』 - コトバンク
  25. ^ 法相宗とは(教義について)-薬師寺公式サイト|Guide-Yakushiji Temple”. 薬師寺. 2017年5月12日閲覧。
  26. ^ 大正新脩大蔵経テキストデータベース 『摩訶止觀 (智顗説)』 (T1911_.46.0020a24: ~): 説是止觀者若行違中道即有二邊果報。若行順中道即有勝妙果報。
  27. ^ 岩野眞雄・編 『国訳一切経 和漢撰述部 諸宗部2』 大東出版社、1988年、74頁


「中道」の続きの解説一覧

中道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 08:36 UTC 版)

初転法輪」の記事における「中道」の解説

快楽主義苦行主義否定するのである。 Katamā ca sā bhikkhave, majjhimā paipadā tathāgatena abhisambuddhā cakkhukaraṇi ñāṇakaraṇī upasamāya abhīññāya sambodhāya nibbāṇāya saṃvattīti?Ayameva ariyo aṭṭhaṅgiko maggo, seyyathīdaṃ: sammādiṭṭhi, sammāsakappo, sammāvācā, sammākammanto, sammāājivo sammāvāyāmo, sammāsati, sammāsamādhi, ayakho sā bhikkhave, majjhimā paipadā tathāgatena abisambuddhā cakkhukaraṇi ñāṇakaraṇī upasamāya abhīññāya sambodhāya nibbaṇāya saṃvattati. " (南伝大蔵経比丘等よ、世に二邊あり、出家者親近すべからず何をか二邊と為すや。一に諸欲に愛欲貧著を事とする下劣卑賤にして凡夫所業なり、賢聖非ず、無義相應なり。二に自ら煩苦を事とするは苦にして賢聖非ず、無義相應なり。比丘等よ、如来は此二邊を捨てゝ中道を現等覺せり、此、眼を生じ、智を生じ寂静、證智、等覺涅槃資するなり。 (参考現代語比丘たちよ、世の中には二つ端がある。出家者はそれに近づいてはならない何が二つ極端なのか。一つめは、欲と愛欲貪欲よしとすることで、これらは下劣かつ卑賤つまらぬ人間やることで、無意味無益である。二つめは、自分苦難味わわせることは、苦痛であり、無意味無益である。比丘たちよ、如来はこの二つ端を捨て、中道を認知したのであるそれこそが、観る眼を生じ英知を得、證智をもち、定(サマーディ)、涅槃に至る道である。 —  大犍度

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中道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:18 UTC 版)

なんと孫六」の記事における「中道」の解説

日本一の右打者とも呼び名の高いスラッガー前年度含め過去三度三冠王輝いている。対孫六のため大型トレード中京ドジャースからレンジャーズ移籍してきた。孫六について「野球をやるために生まれて来た」と評している。モデル落合博満

※この「中道」の解説は、「なんと孫六」の解説の一部です。
「中道」を含む「なんと孫六」の記事については、「なんと孫六」の概要を参照ください。

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