よそく‐へんかん〔‐ヘンクワン〕【予測変換】
入力予測
(予測変換 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 13:37 UTC 版)
入力予測(あるいは予測入力、英語: predictive text)は、コンピュータで文字を入力する際、入力したい語をソフトウェアが予測・提示する機能である。主に携帯電話での文字入力に使用される。
注釈
- ^ 発音は tynonyms である。
出典
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予測変換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 06:44 UTC 版)
入力予測機能を備えた文字変換システムで携帯電話に搭載されているものとしてはSimejiやATOK(ジャストシステム)やWnnシリーズ(iWnn・Advanced Wnnなど、オムロン)、POBox(ソニー)、モバイルRupo(東芝)、Mogic Engine (NEC)、ケータイShoin(シャープ、ただし基幹エンジン部分は富士ソフトのFSKAREN)、iOS(Apple)の日本語入力システムなどがある。文字変換システムが機能向上とともに、もしくは当初より入力予測機能を搭載することが多い。このうちPOBoxはもともとはPCやPDA向けに純粋な入力予測システムとして開発されたもので、ソニーエリクソンの携帯電話向けにはWnnシリーズと組み合わせて使用されている。携帯電話向けPOBoxは搭載機種では予測機能を無効にするとダウンロード辞書も使用不可能になり、文字変換システムとしての側面も持っている。またATOKの場合、PC版では予測変換機能もATOKの機能の一部となっているが携帯電話向けにはAPOTとして独立している。 日本国内の携帯電話向けに初めて搭載された入力予測システムはPOBoxで、これに他のシステムも追随した。Wnnシリーズの場合、モバイルWnn V2時代は入力予測としてひらがなを出すのみだったが、Advanced Wnnになって変換機能と統合された。 またPCやPDA向けの日本語入力システムの中にも入力予測システムを備えたものが多い。ATOKやWnn、FSKAREN以外にはMicrosoft IMEもしくはOffice IME(IME2007以降)、Google 日本語入力、Baidu IME、ことえり、Social IME、Japanist、PRIME、VJE-Deltaなどがある。 予測変換の搭載方法は単に以前の入力履歴を記録して候補を表示するもの、候補に関連した接続語などを呈示するもの、入力された文字列を形態素解析により解析するもの、内部辞書や外部データベースなどを参照するものなどがある。さらに進んで現在の季節や時間と連動した候補を出す機能、文脈を判断する機能、単語の長さにより候補を絞り込む機能を持ったものもある。予測変換は辞書の収録語数を多くすることで固有名詞などの変換にも対応できる一方で、候補が探しづらくなり使い勝手が低下する可能性もある。その他予測変換システムにおいては快適な文字入力を実現するためにさまざまな工夫が行われている。
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