亜硝酸
亜硝酸(あしょうさん)
亜硝酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 07:44 UTC 版)
亜硝酸(あしょうさん、nitrous acid)とは、窒素のオキソ酸のひとつで化学式 HNO2 で表される弱酸である。IUPAC命名法系統名はジオキソ硝酸 (dioxonitric(III) acid) である。遊離酸の状態では不安定で分解しやすい為、亜硝酸塩または亜硝酸エステル等の形で保存あるいは使用されることが多い。
- ^ F.A. コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年
- ^ Allen J. Bard, Roger Parsons, Joseph Jordan, Standard Potentials in Aqueous Solution, Marcel Dekker Inc (1985).
- ^ 田中元治 『基礎化学選書8 酸と塩基』 裳華房、1971年
- ^ “アミンの亜硝酸との反応 (pdf)”. 城西国際大学. 2017年7月9日閲覧。
- ^ 生物機能開発研究所紀要 7:37-41(2007)葉菜中硝酸イオンの低減化法
亜硝酸
「亜硝酸」の例文・使い方・用例・文例
- 亜硝酸.
- 特にニトロバクテリアの作用で、硝酸、亜硝酸または硝酸塩に変化する
- 亜硝酸塩を硝酸塩に変える土壌細菌
- アンモニアを亜硝酸塩に酸化させる土壌細菌
- 亜硝酸塩を酸化して硝酸塩にする硝化バクテリアのどれか
- アンモニアを酸化させ亜硝酸塩にする硝酸菌の総称
- 覚醒剤(アミル硝酸塩かブチル基亜硝酸塩)の容器
- 土壌中のバクテリア(窒素を植物に利用可能にする)により死んでいる有機材料が硝酸塩と亜硝酸塩になるアンモニウム化合物の酸化
- 溶液、あるいは亜硝酸塩としてのみ知られている不安定な無機酸
- -NO2基、または、それを含む化合物(亜硝酸塩または亜硝酸エステルなど)のいずれか
- 特に肉や魚製品の食物を保存し、着色するために使用された亜硝酸塩
- アンモニアを酸化して亜硝酸とするエネルギーを利用して,炭酸同化を行う無機栄養細菌
亜硝酸と同じ種類の言葉
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