人気に恵まれなかったキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 06:00 UTC 版)
「ジャー・ジャー・ビンクス」の記事における「人気に恵まれなかったキャラクター」の解説
旧三部作におけるC-3POに相当する立ち位置にいた人物だが、その不人気は悪役として大きな働きをしたヌート・ガンレイ総督にも匹敵するものであり、場を楽しませるキャラクターが重苦しい全体のストーリーに合致せず空回りしたこと、そしてジャー・ジャーの提出した動議が先述の悲劇をもたらしたことが不人気さの理由とされる。また、発音や態度が黒人など特定の人種を嘲笑的に扱った過去の映画を思い起こさせるとする批判が起きた。 しかし動議については周囲の人物から言葉巧みに誘導された結果であるとはいえ、本人なりに善意と責任に基づいてとった行動であり、彼だけが責められるべき問題とは言い難い。また、エピソード3にはジェダイやガンレイだけでなくパドメやベイル・プレスター・オーガナなど複数の政治家までもそれぞれの思惑で動く描写が入っており、本来はパルパティーンがこの間隙を縫ってのし上がったストーリーであった。 しかし、エピソード3ではストーリー簡略化のため、政治家の思惑を示すシーンは撮影済みのものまでほぼ全てカットされており、「ガンレイは無惨に殺されパドメは自責に苦しみ抜いて死を迎えたのに、ジャー・ジャーは特に悩むこともないまま最後まで生き残った」というある種明快な批判の構図ができてしまった。エピソード3では他にも複数の出番が予定されていたがすべてカットされた。 しかしパドメの葬儀には単なる参列者としての登場でなく、王家の後ろを一族揃って貴賓として歩くことが許されている。
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