人足寄場とは? わかりやすく解説

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にんそく‐よせば【人足寄場】

読み方:にんそくよせば

江戸幕府幕臣長谷川平蔵献策により設置した浮浪人収容所寛政2年(1790)老中松平定信無宿人引き取り人のいない刑余者を江戸石川島収容して生業授けたのに始まる。常陸(ひたち)上郷村長崎・箱館などにも設置された。


人足寄場

読み方:ニンソクヨセバ(ninsokuyoseba)

江戸時代免囚無宿者収容して労役させた所


人足寄場

読み方:ニンソクヨセバ(ninsokuyoseba)

江戸時代石川島設置され無宿者手業習得させる場所。のち追放者なども収容

別名 加役方人足寄場寄場


加役方人足寄場

(人足寄場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 23:48 UTC 版)

加役方人足寄場(かやくかたにんそくよせば[1])とは、江戸幕府の設置した軽罪人・虞犯者の自立支援施設である。一般には人足寄場(にんそくよせば)の略称で知られている。ここでは主に江戸石川島に設置された人足寄場について述べる。


  1. ^ 『日本史用語大辞典: 用語編』171頁
  2. ^ 長谷川の進言で設けられたものとしては他にも江戸から15里ほど離れた幕府直轄地常陸国筑波郡上郷村の職業訓練施設がある。
  3. ^ 平松義郎『近世刑事訴訟法の研究』創文社、1960年1月1日、1059-1060頁。doi:10.11501/3033456ISBN 4423740117NCID BN02799356 


「加役方人足寄場」の続きの解説一覧

人足寄場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:19 UTC 版)

寛政の改革」の記事における「人足寄場」の解説

無宿人浮浪人江戸石川島設置した寄場職業訓練した。治安対策兼ねた。これは定信更生為の職業訓練施設設置立案し凶悪犯摘発職務にする火付盗賊改長谷川平蔵がそこから具体案上申し設置実現した(p103)。

※この「人足寄場」の解説は、「寛政の改革」の解説の一部です。
「人足寄場」を含む「寛政の改革」の記事については、「寛政の改革」の概要を参照ください。

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