人間時代の容貌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/21 13:38 UTC 版)
『新竹取物語 1000年女王』に登場する鉄郎そっくりの少年「雨森始」と同一人物とする説は根強くあり、松本零士監修のさまざまな関連書籍でそうした記述を確認できる。ただし、始が弥生(プロメシューム)のいる惑星ラーメタルへ渡ったことが描かれている作品はない。 『メーテルレジェンド』作中で、プロメシュームが一家4人で暮らしていた時のことを回想する場面において、生身の体だった頃のバンの姿が映るが、始とは顔や姿が全く異なっており、白衣を着た学者のような姿となっている。またハードギアの謀略によりカプセルにされたことを示唆するシーンでは、アップで映されたカプセルの前に重なるイメージ映像で人間時代の顔が映っている。 ゲーム『松本零士999』のオープニングムービーで、「宇宙五大頭脳」が登場するシーンでも生身の人間の姿でトチローの左側に描かれているが、やはり始とは姿が異なっている。この作品では義手や義足の開発をしていたという医学者的な性格付けがされており、同シーンでは胸に赤十字が描かれた白衣を着用している。メーテルの登場も予定されていたアニメ『わが青春のアルカディア 無限軌道SSX』ではドクター蛮(ばん)という医者のキャラクターが登場しており、『松本零士999』での風貌は『SSX』の蛮のそれを踏襲したものとなっている。
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