仙とは? わかりやすく解説

せん【仙】

読み方:せん

常用漢字] [音]セン(呉)(漢)

山中修行して不老不死の術を修めた人。「仙境仙骨仙術仙女(せんにょせんじょ)・仙人神仙謫仙(たくせん)・登仙

世俗とらわれない人。非凡な才能を持つ人。「歌仙詩仙酒仙

[補説] 「僊」は本字

名のり]のり・ひさ

難読仙人掌(サボテン)


せん【仙】

読み方:せん

仙人

天上の—の暫くこの世に降(くだ)りて」〈外訳・即興詩人

仙人の術。仙術

「—を求むる志ありて葛城山に住む」〈三宝絵・中〉

仙人の住む所。

「只王質が—より出で七世の孫会ひ」〈太平記一八


セント【cent】

読み方:せんと

米国・カナダ・オーストラリアなどの補助通貨単位。1セント1ドル100分の1

EU欧州連合)の単一通貨ユーロ補助通貨単位。1セントは1ユーロ100分の1ユーロセント

音程計測単位で、十二音音階における半音100分の1音程

[補説] 12は「仙」とも書く。


仙(せん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/19 16:15 UTC 版)

数えずの井戸」の記事における「仙(せん)」の解説

青山屋敷腰元町家出で堅苦しいのは肌に合わずを妹のように気遣う。主である播磨好意抱いており、吉羅との婚姻は主に不利益もたらす考え妨害工作を行う。

※この「仙(せん)」の解説は、「数えずの井戸」の解説の一部です。
「仙(せん)」を含む「数えずの井戸」の記事については、「数えずの井戸」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:31 UTC 版)

十二国」の記事における「仙」の解説

仙(せん)とは仙籍せんせき)と呼ばれる特別な戸籍に名前を記載され人間をいう。王と麒麟は神籍(しんせき)と呼ばれる仙籍とはまた別の戸籍に入るため厳密には仙とは区別されるが、総称して神仙(しんせん)と呼ばれ、単に「仙」と呼ばれる場合もある。海客山客も仙になることが出来る。仙になると、その格にもよるが、様々な特殊な能力を持つようになる。 仙は、最下級の者(耀に仕えていた頃の鈴など)であっても不老であると同時に病気にならず、飢餓状態になっても死ぬことはない。また、冬器で攻撃されたり、非常に高所から落下するどしない限り、体に傷を負うことはなく、たとえ怪我をしても通常の人間比べて回復早いため、多く場合自然治癒する。また、海客山客のような言語異にする者や、病などで言語不明瞭になった者とも意思通じるようになる聞いた声・話す声が翻訳され互いに母語のように聞こえる。書かれ文字文章翻訳されない)。位の低い仙は、それ以外に何か特殊な能力を持つようになる訳ではないとされているが、高位の仙は妖魔意思感じ取れるようになり、中でも伯より上の仙は虚海越えることができる。また、蓬山の女仙が仙の力の行使ほのめかして狼藉者恫喝した他、清秀が鈴に死期判別可否尋ねるなど、一般庶民は仙が何か特殊な能力持っている考えている場合あるようである。なお、仙になると額に第三の目と呼ばれる外からは見えない何らかの器官生まれ、それが仙としての能力関係しているとされている。事実、額を何らかの呪で封じられるあらゆる呪力失ってしまう。 基本的に官吏は国官と州官、文官武官問わず仙籍登録され、これが仙の大部分占め地仙(ちせん)である。官吏になったことにより仙になった者は官吏辞職する同時に仙籍返上するが、希に官を辞した者や神仙親族、王の愛妾等、官以外の仙で王宮離れた者がそれまで功績によって仙籍そのままにすることがある耀がその例)。また、五山仕える仙は天帝西王母請願立てて五穀絶つなどをして満願成就すると、崇山から迎え来て仙になる。そうした王宮離れたり自力昇仙した王に仕えていない仙は飛仙(ひせん)と総称される。飛仙の中でも特に伯位以上にある者(五山仕える男仙女仙、自力昇仙の仙)は仙伯と呼ばれる。更に天界属する仙は天仙てんせん)と呼ばれ、王や麒麟対等上の存在として一般的に神と同列扱われ人界との交わり制限される天仙と神を総称して天神」と呼ぶ)。 それぞれの関係は更夜を例にとると、雁国元夏官射士採用され時に雁国の仙籍入り地仙)、斡由の反乱後仙籍のまま雁国を離れ(飛仙)、その後仙籍は雁に残ったまま天仙犬狼真君となっている。また仙の種類や位は呼び名にも反映され代表的なものとして自力昇仙した仙は「老」、伯位を持つ仙は「伯」を付けて呼ばれる。慶国の遠甫を例にとると、王に仕えていない飛仙としては老松達王仕えていた時期(伯位を持つ地仙)は伯と呼ばれる。 ある者が王になった場合には親兄弟親族仙籍入れることができ、特に王の息子太子、娘は公主呼ばれる。またある者が仙になった場合親子配偶者一緒に仙になることが出来るが、兄弟縁者の昇仙は許されない(ただし縁者優先的に官吏への登用がある)。しかし、不老不死の体を不気味がる者もおり、官吏転勤が多い事もあって、官吏になると同時に離婚するケースがある。官吏の親の場合自分の子供達の間に線を引くこと(仙籍入れない官吏兄弟姉妹別れること)を嫌がり仙籍入らずの子と共に家に残る事が多い。 地仙仙籍はその国の王が管理しており、仙籍入ろうとする者の依頼受けて王自らが仙籍に名前を書き込む仙籍にあるものが死亡すると、その者の名前は自動的に仙籍から抹消される。空位の時は白雉足を使って仙籍管理を行う。王が死んでも新王が即位して仙籍を弄らない限り仙であり続けるため、官僚多く複数の王に仕えた経歴があり王よりはるかに年上という仙もザラにいる。

※この「仙」の解説は、「十二国」の解説の一部です。
「仙」を含む「十二国」の記事については、「十二国」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:02 UTC 版)

発音(?)

熟語


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