代替効果と所得効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 19:19 UTC 版)
ある財X、その補完財Y、その代替財Zを仮定する。代替効果のみを考慮した場合、財Xの価格が下落すると、補完財Yの需要は増大し、代替財Zの需要は減少する。逆に財Xの価格が上昇すると、補完財Yの需要は減少し、代替財Zの需要は増大する。 これに所得効果を加えたとき、補完財Yが下級財であるか、代替財Zが上級財の場合、所得効果が逆向きに作用する。そのため、その総効果は、代替関係や補完関係の強さによって変わってくる。
※この「代替効果と所得効果」の解説は、「財」の解説の一部です。
「代替効果と所得効果」を含む「財」の記事については、「財」の概要を参照ください。
- 代替効果と所得効果のページへのリンク