位置と時間のグラフ(x-tグラフ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:56 UTC 版)
「時空図」の記事における「位置と時間のグラフ(x-tグラフ)」の解説
位置と時間のグラフ(x-tグラフ)は1方向の運動についての運動を記述するのに便利である。Fig.1-1では運動する物体の位置が時間ごとにプロットされており、原点から物体が1.66m/sの速さで6秒間の等速運動をした後、5秒間停止し、その後7秒かけて速さを変えながら元の位置に帰ってくる様子が容易に読み取れる。 さて時空図では、この位置と時間との関係を表すグラフの軸が交換された形式をとる。すなわち、縦軸に時間座標、横軸に空間座標を表示する。相対論では、時間軸に光速cをかけ、ctとして表示されることが多い。これで軸の単位の次元が揃うことになる。
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