入祭唱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 11:18 UTC 版)
「レクイエムハ短調 (ケルビーニ)」の記事における「入祭唱」の解説
Introitus(イントロイトゥス) ラルゲット・ソステヌート、ハ短調、2分の2拍子 低弦が弱く奏され、これを導入として合唱が微かな祈りを始める。呟くような低弦が再現され、合唱との対話のように進行する。不気味な響きの中で、神秘的な雰囲気を醸し出している。永遠の安息を願う祈りは徐々に明るくなり、キリエ・エレイゾンが清純な美しさをもって現れる。低めの音域を中心に、渋い穏やかな流れの中に美しさが盛り込まれている。
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入祭唱 (Introitus)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:10 UTC 版)
「レクイエム」の記事における「入祭唱 (Introitus)」の解説
その日のミサの内容を歌うもの。固有文。死者のためのミサでは歌い出しが"Requiem æternam"(永遠の安息を)であるため、ミサ曲全体が「レクイエム」と呼ばれる。 Requiem æternam dona eis, Domine, et lux perpetua luceat eis. Te decet hymnus, Deus, in Sion, et tibi reddetur votum in Jerusalem. Exaudi orationem meam, ad te omnis caro veniet. Requiem æternam dona eis, Domine, et lux perpetua luceat eis. 主よ、永遠の安息を彼らに与え、 絶えざる光でお照らしください。 神よ、シオンではあなたに賛歌が捧げられ、 エルサレムでは誓いが果たされます。 私の祈りをお聞き届けください すべての肉体はあなたの元に返ることでしょう。(詩編65:2-3) 主よ、永遠の安息を彼らに与え、 絶えざる光でお照らしください。
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