TOPPANホールディングス
(凸版 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 04:32 UTC 版)
TOPPANホールディングス株式会社(トッパンホールディングス、英: TOPPAN Holdings Inc.)は、日本の総合印刷会社。国内印刷業界2強(当社と大日本印刷)の一角で、世界最大規模の総合印刷会社である。2023年9月までの商号は凸版印刷株式会社(とっぱんいんさつ、英: TOPPAN INC.[3])。 日経平均株価の構成銘柄の一つ[4]。
- 1 TOPPANホールディングスとは
- 2 TOPPANホールディングスの概要
凸版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 01:47 UTC 版)
浮世絵の木版 芋版 「レリーフ印刷」も参照 版の凹凸を利用する印刷法の一つで、非画線部を凹、画線部を凸にして凸部にインクをつけ、紙に転写する方式。 活版印刷(活字や写真凸版・線画凸版、罫線などを組み合わせて版とする)はこの版式である。印刷時での圧力により紙に凹凸ができることがある。また、印刷された文字にマージナルゾーン(インクの横漏れにより、実際の活字の線幅以上の余分な太さとなる部分)が見られるなどの特徴がある。版が鉛製で取り扱いにくいこと、オフセット印刷の発達などにより、活版印刷は廃れた。現在主に行われている凸版印刷は、樹脂凸版印刷およびフレキソ印刷である。樹脂凸版印刷とは、活版の代わりに感光性樹脂を刷版に用いるもので、週刊誌のモノクロページ、シール、ラベル印刷などで使用されている。ただし現在では、週刊誌のモノクロページはほとんど平版オフセットで印刷されるようになった。フレキソ印刷は、ゴムや感光性樹脂の版を用い、刷版にインキを供給する部分にアニロックスロールと呼ばれるローラーを用いる方法である。アニロックスロールは、表面に規則正しい配列で凹みを彫刻し、その凹部に詰まったインキを版に供給するもので、用途に合わせて凹部の線数を選択することができる。印圧がほとんどない「キスタッチ」が理想とされ、段ボールライナー、包装フィルムなどの印刷に使用されている。 ドイツで印刷術が流行した時期、凸版印刷術のアイディアは、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案し、印刷機の設計図も描いたが、実用化されるのは、その300年後となる(佐藤幸三編、文・青木昭 『図説 レオナルド・ダ・ヴィンチ』 河出書房新社 (初版1996年)6刷2006年 p.22)。一説にレオナルドの手稿が鏡文字を用いたのも、この印刷用の版を意識してのこととされる(同『図説 レオナルド・ダ・ヴィンチ』 p.22)。
※この「凸版」の解説は、「印刷」の解説の一部です。
「凸版」を含む「印刷」の記事については、「印刷」の概要を参照ください。
「凸版」の例文・使い方・用例・文例
凸版と同じ種類の言葉
「凸版」に関係したコラム
-
株式の投資基準とされるBPS(Book-value Per Share)とは、1株あたり純資産のことです。BPSは、次の計算式で求めることができます。BPS=純資産÷発行済み株式数BPSは、企業の解散...
-
株式の投資基準とされるPBR(Price Book-value Ratio)とは、時価総額が株主資本の何倍かを示す指標のことで、株価純資産倍率とも呼ばれています。PBRは、次の計算式で求めることができ...
-
株式市場に上場している銘柄を分類する方法の1つに、株価水準が挙げられます。株価水準では、株価の高い、安いによって銘柄を分類します。一般的に株価水準では、次のように分類します。値がさ株(値嵩株)中位株低...
- >> 「凸版」を含む用語の索引
- 凸版のページへのリンク