ふくこうじょうせん‐ホルモン〔フクカフジヤウセン‐〕【副甲状腺ホルモン】
副甲状腺ホルモン
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副甲状腺ホルモン
パラトルモン
(副甲状腺ホルモン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 15:03 UTC 版)
パラトルモン(parathormone)(パラソルモン)とは副甲状腺(上皮小体)から分泌される84アミノ酸から構成されるポリペプチドホルモンである。 副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone, PTH)、上皮小体ホルモンとも呼ばれる。パラトルモンは、血液のカルシウムの濃度を増加させるように働き、逆に甲状腺から分泌されるカルシトニンはカルシウムを減少させるように働く。パラトルモンは、血中のカルシウム濃度を増加させるが、パラトルモン受容体(PTH受容体)は骨、腸、腎臓の3箇所の臓器に発現が見られる[1]。
- ^ Physiology at MCG 5/5ch6/s5ch6_11
- ^ Poole K, Reeve J (2005). "Parathyroid hormone - a bone anabolic and catabolic agent.". Curr Opin Pharmacol 5 (6): 612-7. PMID 16181808
- ^ a b http://sprojects.mmi.mcgill.ca/nephrology/presentation/presentation5.htm
- ^ Physiology at MCG 5/5ch6/s5ch6_9
- 1 パラトルモンとは
- 2 パラトルモンの概要
- 3 骨粗鬆症治療への応用
副甲状腺ホルモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:18 UTC 版)
テリパラチド - 遺伝子組換えヒトPTH(1-34) ヒトの副甲状腺ホルモンのN末端1番から34番までのみを、遺伝子組換えにより製剤化した物である。骨新生促進効果を持つ。皮下注射であるためコンプライアンスでは短所があるが、骨量増加作用は他の骨粗鬆症治療薬と比べて高い。骨折や骨壊死の治癒促進効果があるが、嘔気などの消化器症状が出易い。『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版』ではBPやSERMなどによる治療を行っても骨折を生じた例、高齢で複数の椎体骨折や大腿骨近位部骨折を生じた例、骨密度が著しい例ではテリパラチドの使用を推奨している。またステロイド骨粗鬆症で骨折を起こした場合には用いることもあるが、投与期間は2年以上の効果は証明されていない。
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