劇中に登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 04:15 UTC 版)
ハンザ 環状線の駅が同盟を結ぶ事で出来た「大国」。非常に豊かで厳重な警備も敷かれている。自由商人や一部のストーカーが持つ特別なパスポートが無いと入る事が出来ない。かつて共産主義者と戦争をしていた。 アルチョムは劇中何度か環状線の駅に訪れるが、厳密には環状線から他の路線に繋がる「乗換駅」側が殆どで、ハンザ側の駅に入る機会は少ない。なお、ゲーム版では最後までハンザに入る事がない。 名前の由来はハンザ同盟から。公式の名称は別に存在するのだが「あまりに大げさ」なものだったらしく、次第にハンザの通称で呼ばれるようになった。 共産主義者 1号線(ソコリニキ線、またはソコーリニチェスカヤ線)の大半の駅を支配する勢力。共産主義に根差した復興を目論み、1号線の多くの駅名を共産主義にちなんだ名前に改名した。ゲーム版では直接戦闘する場面があるが、原作では出会う事が無い。 原作ではかつてハンザと戦争をしていた。ゲーム版では第四帝国と戦争中である。 第四帝国(ファシスト) 人種差別主義者の集まりで、スラブ人以外を排斥しようとしている。いわゆるスラブ版ネオナチであり、ナチスドイツとの直接的な関係はない。ゲーム版では共産主義者と戦争をしている。 ポリスのカースト制 ポリスにはインドのカーストを模した制度があり、祭司兼学者のパラモン(原文ママ)・軍人のクシャトリヤ・商人(もしくは平民)のヴァイシャ・奴隷のシュードラの4つがある。ポリスのそれはインドのものと違い、18歳になった時に自分で選ぶ。また、劇中のパラモンは研究者としての側面が強い。 パラモンとクシャトリヤはかつて対立していた。現在もあまり仲は良くない。 人喰い族 隣にあるキエフスカヤ駅と分断され、長い事孤立してしまった勝利公園駅に暮らす野蛮人達。タンパク質を得るためにキエフスカヤの人々を拉致し、食人を行っている。 また、彼等は「偉大なる大蛇」と呼ばれる独自の創造神をあがめており、彼等の領域には大蛇を模した壁画が描かれている。
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