助郷とは? わかりやすく解説

すけ‐ごう〔‐ガウ〕【助郷】

読み方:すけごう

江戸時代宿駅常備人馬不足する場合、その補充のために宿駅近隣の村々に課され夫役(ぶやく)。また、それを課され郷村定助郷代助郷などがある。


助郷

読み方:スケゴウ(sukegou)

江戸時代宿駅補充保護目的宿駅近隣農村課した夫役


助郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 15:58 UTC 版)

助郷(すけごう)は、日本における労働課役の一形態。江戸時代に、徳川幕府が諸街道宿場の保護、および、人足の補充を目的として、宿場周辺の村落に課した夫役のことを言う。


  1. ^ 阿部昭 1993, pp. 24–25
  2. ^ 矢澤洋子 1981, p. 63
  3. ^ 小林幹男 1998, p. 15


「助郷」の続きの解説一覧

助郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 04:09 UTC 版)

幸手宿」の記事における「助郷」の解説

「助郷」も参照 享保11年に、幸手宿大助郷二十七ヶ村葛飾郡20埼玉郡)、助郷総高11,845となった。しかし、助郷村水難による困窮のため休役を願出ており、寛保2年1742年)には、利根川水防のため下吉羽長間村等5免除出願半高勤となり、残り半高分は上高野村負担となり、天明元年には、上吉羽権現堂など5困窮安永9年1780年)の大雨により助郷役不可能となり, 7年間の休役となった。 幕末には、加助郷指定が行われており、文久2年参勤交代緩和 大名妻子交通量増加に伴い日光道中八ヶ宿から定助郷から加助郷を願出され幸手宿葛飾郡11埼玉郡27加助郷指定された。慶応2年には、参勤交代制が戻り大名通行増加に伴い加助郷指定された。

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助郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 09:08 UTC 版)

間々田宿」の記事における「助郷」の解説

宿場町では、参勤交代公用の人や物を運ぶために人馬常備する必要があったが、これを助けるために近隣の村々が定助郷指定された。間々田宿では、網戸間中寒川中里・鏡・乙女小袋下河原田野田粟宮など25指定されていた。

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助郷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 22:28 UTC 版)

中田宿」の記事における「助郷」の解説

宿場町では、参勤交代公用の人や物を運ぶために人馬常備する必要があったが、これを助けるために近隣の村々が定助郷指定された。中田宿場合は、中田新田鳥喰坂間新久田茶屋新田大曾飯積である。

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