南地
南地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:06 UTC 版)
詳細は「南地」を参照 通称「ミナミ」として知られている。江戸時代から道頓堀の劇場街とともに発展した。南地には細かく分けて、五つの花街(宗右衛門町・九郎右衛門町・櫓町・阪町・難波新地)があり、それらを総称して「南地五花街」と呼んだ。明治以降は新町や堀江に代わって大阪最大の花街となり、最盛期には芸妓と娼妓を合わせて3000人以上在籍していた。いまはなき「南地大和屋」(2003年、閉店)で有名。上演演目は『芦辺踊』で、現在のOSK日本歌劇団が大阪松竹座で演じる「春のおどり」がその流れを汲んでいる。現在、住居表示に関する法律により古くからの町名が消滅し、残っているのは宗右衛門町のみである。また、日本舞踏家の武原はん、東京新橋の芸妓で出家し尼僧となった照葉こと、高岡智照は南地の芸妓として活躍していた。
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