南都諸白
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 09:14 UTC 版)
南都諸白(なんともろはく)とは、安土桃山時代から江戸時代中期にかけて、最上質の清酒として名声を保った奈良流の酒の総称である。
- ^ a b 「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り」調査報告、国税庁、令和3年12月時点版。
- ^ a b 佐々木銀彌「中世の社寺と醸造」『日本醸造協会雑誌』68巻9号、1973年、643-647頁。
- ^ a b c d e f g h 『奈良市史 通史三』吉川弘文館、1988年。
- ^ a b 松本典子「江戸時代の酒造業-寛政改革の関東地廻り醸造から」『寧楽史苑』第60号、2015年、19-36頁。
- ^ 勝田英紀「日本酒の起源についての一考察」『商経学叢』第65巻第3号、2019年、80-81頁。
- ^ 鎌谷親善「『御酒之日記』について」酒史学会『酒史研究』第13号、1995年、1-38頁。
- ^ 小野晃嗣『日本産業発達史の研究』 (叢書・歴史学研究) 、法政大学出版局、1981年。
- ^ a b c d e 加藤百一『酒は諸白 ― 日本酒を生んだ技術と文化』、平凡社・自然叢書、1989年。
- ^ a b c d 加藤百一「僧坊酒」酒史学会『酒史研究』第7号、1989年、1-38頁。
- ^ 伏見宮貞成親王『看聞日記』、1372年-1456年。
- ^ 窪寺紘一『酒の民族文化誌』(ぼんブックス)、世界聖典刊行協会、1998年。
- ^ 英俊 『多聞院日記』辻善之助編、三教書院、昭10-14年。
- ^ 吉田元「外国人による日本酒の紹介 (I)」『日本醸造協会雑誌』88巻1号、1993年、56-61頁。
- ^ お江戸の化学「もてはやされた“下り酒”」、2023年5月5日閲覧。
- ^ 加藤百一「下り諸白推稿」酒史学会『洒史研究』第9号、1991年、6頁。
- ^ 大谷哲也「近世前期の酒造政策と奈良酒」『高円史学』巻15、1999年、15-33頁。
- ^ 向井元升『庖厨備用倭名本草』巻十二、貞享元年(1684年)。
- ^ 小島功『日本の酒文化用語集成』、2023年5月9日閲覧。
- ^ 人見必大『本朝食鑑』元禄10年(1697年)刊。
- ^ 寺島良安『和漢三才図会』正徳2年(1712年)成立。
- ^ 人見必大『本朝食鑑』元禄10年(1697年)刊。
- ^ 小野善生「清酒製造業における革新Ⅰ-清酒の起源から諸白の登場に至るイノベーションの史的考察-」『彦根論叢』第429号、2021年、4-19頁。
- ^ 立川美彦編『訓読 雍州府志』臨川書店、1997年。
[続きの解説]
- 南都諸白のページへのリンク