はくぶつ‐し【博物誌】
はくぶつし【博物誌】
博物誌
博物誌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:25 UTC 版)
京都と江戸において、鈴虫と松虫の呼称が逆であると記されており(巻百、鈴虫松虫の弁)、『源氏物語』の「鈴虫」が実際には松虫であることの重要な根拠とされている。 燕の塩漬けが保存食(兵糧)として使用されること。 河豚、くらげ(巻二十六)、蟻と似我蜂(巻三十一)。毒のある河豚を大名に食わせる話で、万一に備え予防線を張っておく落語の元ネタのような章もある。 荻生徂徠が「水を低地から高地へ導く方法」として「竹の節を破り去り、隙間のないように幾つも繋いで傾斜を緩やかにし、水面に浸した逆のほう(高地)を炙ると水が上昇する」というので、静山が藩邸で実験してみたが失敗した。
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