取り上げた話題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:47 UTC 版)
「テレビ三面記事 ウィークエンダー」の記事における「取り上げた話題」の解説
性犯罪や情欲絡みの殺人事件、少女買春などを扱うことが多かったが、当時の番組表によると震災など通常の事件や殺人などの凶悪事件も多少放送しており、番組終了の1984年にはグリコ森永事件やロス疑惑、当時は原因不明の奇病として世界中で恐れられていたエイズなども報じていた。また当時、その存在が世間に知られるようになり、日本医師会と確執状態にあった医療法人「徳洲会」を「24時間いつでも診てくれる」、「患者は廊下の真ん中を歩き医師やスタッフは端を歩く」など好意的に紹介するなどもした。 1975年10月18日放送の回で同年9月のストリップ小屋への警察による一斉摘発・抜き打ち捜査の事件を採り上げた際に泉ピン子が「スパっと脱いで一日8万円なら、私もやりたいわ」と発言したことに、ストリッパーで構成する組織「日本成人実演舞踊協団」が抗議。この発言だけでなく「罰金も払って決着は付いていたのに、また蒸し返された」と憤慨した上で「興味本位で事件を採り上げるテレビ局の姿勢が許せない。今後は日本テレビの番組への出演は一切辞退させていただく」と、この番組がこの事件そのものを採り上げたことについても抗議し、同年12月29日に放送を控えていた同じ日本テレビの『11PM』の「恒例!年忘れ大狂乱 紅白ストリップ合戦」についても同協団に所属する30人のストリッパーの出演の拒否を表明し、更に日劇ミュージックホール、ロック座など他団体にも働きかけて、他の局への出演も拒否する方向に持って行くという方針を明らかにし、当時茶の間でストリップが見られなくなるかも知れないという騒ぎになった。その後和解は成立し、12月29日の11PMの紅白ストリップ合戦は予定通り放送された。
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